第五話
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・シトリー。そしてその眷族。俺はこの町の、駒王学園を中心に破壊活動を行う。止めたければ、こいつを殺してでも来るのだな!!!」
ッ!!
コカビエルは突然、二つの魔法陣みたいなものを展開させて、俺達に無数の光を槍を撃ち放ってくる。
だけど問題はそれではなく……もう一つの魔法陣。
リアス先輩や他の皆は魔法陣を展開させたり、避けたりしてそれを回避していて、俺は魔力でそれを打ち消して魔法陣を見ている。
「兵藤一誠……お前に取ってはそいつらは単なる前座に過ぎんだろう……しかし貴様は窮地に立たされた時にこそ、強くなる!楽しみにしているぞ!」
「じゃあねぇ!イッセー君!バァハハ〜イ!!」
コカビエルがそう言った瞬間に……コカビエルが展開した召喚魔方陣から
ガァァァァァァァァァァァァアアアアア!!!!
悲鳴に似た魔物の叫び声辺りに鳴り響いた。
「こ、これは……ケルベロス!?でも何で……」
「そんなのはどうでもいい。ソーナ先輩。皆を連れて学園に向かってください」
「イッセー君…‥大丈夫なんですね?」
「ああ、任せとけって」
俺は少し後ろを向いて笑顔を見せる。
「……わかりました。行きましょう、リアス」
「えっ!?で、でも彼が!」
「ここはイッセー君に任せましょう。私たちではあのケルベロスには勝てません。現状この場ではイッセー君位しか勝てる人間はいません」
「そうだけどっ!」
「ええい、匙!リアスを引っ張ってきてください!!」
「了解です!」
そしてソーナ会長はリアス先輩達を強制的に連れていく。
「さあて……それじゃあ、飼い慣らしますか……」
俺はハンマーを構えてそう言う。
「さあ……どいつから躾けられたい?」
木場SIDE
僕は……復讐に駆られて…‥何があった?
僕は学園でフリードと戦いながらそんな事をを思っていた。
あの後、学園でコカビエル達がエクスカリバーを一つにしている所を目撃し、フリードと戦っている。
そして三本……いや、四本の統合されたエクスカリバーと僕は戦っていた。
そして僕は戦いながら兵藤君に言われた事を今更ながらに理解した。
いや、理解したくてもしたくなかったって所かな?
僕には復讐しかなかった。
復讐しか……なかったんだ。
でも、兵藤君は否定も肯定もしなかった。
むしろ僕に助言をしてくれた。
『復讐をするのは構わない。でもな……復讐の中に僅かでも違う感情が混じっていればお前はまだ堕ちはしない。でもなただ復讐がしたいだけなら……今までのこの学校での日常を思い浮かべながら生活するといいと思うぞ』
この言葉を僕は理解した。
そう、何も復讐をし
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