暁 〜小説投稿サイト〜
真似と開閉と世界旅行
僅かな平穏・前編〜
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んという人は・・・!」


「なんだよー、ヒューにしては効率悪いじゃん」

「ぼくだって勇気は振り絞りましたよ。ですけど盛大に勘違いされて完璧に言うタイミング逃したんです・・・!!」

「あぁ・・・パスカルらしいね・・・」

「ん?あたしがどうかしたの?」

「いーや、パスカルって凄いなと思って」

「そう?いやー、褒められて悪い気はしないね!」

「・・・バカと天才は紙一重・・・か」

「亮、悪口だよそれ」

「そうそう、ここの世界の道具は凄いよね。なんか古っぽいけどしっかり使えるし、頑丈だし・・・ちょっと新しいアイデアも出たし、色んな世界の技術もあるし・・・!」



「パスカル、落ち着け。リョウが引いているぞ」

「いや・・・本当相変わらずだなぁ・・・」

俺は気を取り直して話す。

「みんなは他の世界との会話は?」

「俺はキリトや直葉を通じてある程度は・・・」

「私も。ティアやアスナとは・・・」

「・・・わたしも」

「オレやヒューバートも同じだ」

「パスカルさんはどうですか?ある程度お互いを知らないと連携が取れませんよ?」


「あたしはガイやティアくらいかな〜?」

「キリトたちは?」

「あんまり話してないんだよね。・・・ああ、そうだ!ねぇリョウ、後でナーヴギアかアミュスフィア貸して!調べたい!」


「・・・後でね。とにかく、まだ一日あるからお互いに交流しといてくれ。もちろんこの世界の住人ともな。亞莎を通せばお互い説明しやすいし。じゃ、俺は次に行くよ。シィ、みんなの道案内は任せるよ」

「はーい。侵入禁止場所は?」

「以前と同じ。じゃ、よろー」



さて、と・・・次は・・・


「・・・ぐー」

部屋の前で美鈴が爆睡してた。

「おーい、美鈴ー?」

俺は近づき、美鈴の頬をツンツン突っつく。

「ん・・・あ!す、すみません咲夜さ・・・あれ?」

「ここは紅魔館じゃないぞ、美鈴」

「あ、ああ・・・亮さんですか・・・」

「なんで見張ってるの?中で寝たら?」

「正直中で寝るよりこっちの方がいいですよ・・・」

「?・・・とにかく名簿作りするから中に入るよ?」

「ええ、どうぞ」

さてさて、中には・・・

「・・・ちょっと誰よ貴方」

金髪の少女にそう言われた。

「味方よ、アリス。それもこの世界の守護者」

「・・・ふうん・・・あまり強そうじゃないわね」

「失礼な・・・さてと、悪いけど名簿を作りたいんだ。名前を聞かせてくれる?」

すると黒い服を着た少女が言う。

「おう、霧雨魔理沙だぜ」

「ああ・・・そういえば」

続いては緑
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