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ハイスクールD×D〜進化する勇気〜
第四話
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、言わせてもらうわ。私はグレモリ―の名に掛けて、魔王の顔に泥を塗ることはしない」

「それが聞けただけでいい。今のは上の考えだからな、本意ではないさ」

こいつ、この状況楽しんでないか?まあ、そんなのはないか。

「それで私たちが今回のことに介入しなければ、貴方達は私たちに関わろうとはしないのかしら?」

「ああ、神に誓って約束しよう」

「了解したわ……それじゃ最後に一つ、なぜ兵藤君はそちらに立っているの?」

おそらく一番聞きたい事だったんだろうな。

「簡単な事だ。彼には私たちと一緒に今回の任務に協力してもらう事になった。ミカエル様にも協力を仰ぐならイッセー君にしなさいと言われているからな」

「っ……兵藤君、あなたは一体何者なの?魔王様と既知の間柄、そして天使長、熾天使のミカエルとも既知の間柄だなんて……」

まあ、こんな経歴持ってる人間なんていないだろうな。俺自身も聞いたことないし。

「そろそろ帰らせてもらおう。お茶などの気遣いは無用だ」

その言葉と共にゼノヴィアとイリナは部屋を出ていこうとする。すると

「ちょっと待ってくれないかな」

木場が声をあげた。

「……誰だ、貴様は」

「ふん……君たちの先輩だよ――――――失敗作のね」

木場はそう言うと、一本のどす黒い魔剣を創りだす。

「どれだけ待ったことか……これで僕はエクスカリバーを壊す」

その瞳には……どす黒い復讐の炎が現れていた。





ゼノヴィアとイリナ、そして木場とそれに賛同した神名は旧校舎前にある芝生の空間で対峙している。

ここら一体に結界を張っていて、辺りには騒動はいかないはずだ。

「イリナ。本当に大丈夫なのか?」

「大丈夫よ、私だって戦えるわ!」

「そっか……でも危険を感じたらすぐに助けに入るからな」

「うん、ありがとうね、イッセー君」

そう言ってイリナはゼノヴィアに並ぶ。

「では、はじめよう!!」

そう言って二人は着ていたローブを脱ぎ去った。

ゼノヴィアは剣から布を解放し、バカでかい聖剣を掴む……あれがエクスカリバー。

いや、それよりも俺が気になるのは……あいつらの姿だ!

「おい、お前らの教会はどうなってやがる!何で歳もまだ言っていない女の子にそんな戦闘服を着せてんだよ!!」

そう、あいつらの服装……それはピッチリとしたボンテ―ジっぽい体のラインが見えるくらいぴっちぴちの戦闘服だった!

「おい、イリナ!可愛くなったと思ったら、そんな服着てんじゃねえ!」

「な、イッセー君!?か、可愛いとかそんなのは今は無し!集中してるんだから!」

後ろからそんな事を言ったらイリナが顔を真っ赤にしながらこちらを向き
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