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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
決戦 中
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「フフフ、いい表情だ。……テスタロッサ執務官、私と君は似ていると思わないかい?」
「なに……!?」
「まぁ聞きたまえよ。私は彼女等ナンバーズをその他にもエシェクと言う生体兵器。君は君自身が見付だした自分に反抗することのない子供達。ほら、既にこの時点で共通点が見つかったじゃないか。それを自分の都合のいいように作り上げ、自分の思うように行動するようにしているじゃないか」
スカリエッティの言葉がフェイトの心に突き刺さる。自分では決してエリオやキャロたちのことをそんな風になど扱っていないと考えていたが、もしかすればスカリエッティの言ったとおり、エリオ達を自分の思うように作ってしまっていたのかもしれないという不安が彼女の心に暗い影を落とした。
それでもフェイトは頭の中でそれを否定しスカリエッティを睨みつける。
「その顔は違うと言いたそうだが……違わないよ。私がそうであるように、君もまた彼等を自らに逆らうことがないように育て上げ、そして戦わせているじゃないか。今がその言い例だ。これは君の母君もやっていたことだろう?」
「違うっ!! 母さんはっ!!」
「そんな人じゃない、かい? ククク、確かに君の母君、プレシアも最初は人々が幸せになるためにと研究をする人物だった。だが、結局は禁忌を犯し君と言う存在を生み出したじゃないか。そうだね、君の母君が加害者か被害者かで言えばどちらかといえば彼女もまた被害者だろう。だけどね、彼女は結局自分以外の人間は自分が良い様に使える駒だとしか思っていなかっただろう? 十年前のジュエルシード事件で君はそれを実感しただろう?」
肩を震わせながら告げるスカリエッティに対し、フェイトは唇を噛んだ。
母を侮辱された悔しさがこみ上げるが、言葉が出てこないのだ。
「そのくせ君達は自分に向けられる愛情が薄れることに対してはかなり臆病だ。何度も言うが、実の母親がそうだっただろう。そんな彼女から生み出された君なんだから、君もいずれあの母親のようになるよ絶対にね。間違いを犯すことにただ怯え、薄っぺらな友情ごっこにすがりつく……なんとも滑稽じゃないか」
寒気がするような笑みを浮かべながら告げるスカリエッティの瞳は、まるで蛇のようだった。獲物を弱らせ、最終的には飲み込んでしまう。そんな蛇のようだった。
そんな蛇の巧みな話術と、心を抉るような言葉の数々。それらの影響によって、フェイトの心は壊れてしまいそうだった。
しかし、
『そうだな。確かに滑稽かもしれない』
そこにいるはずのない、フェイトが心のそこから好いて、惚れこんでる一人の男性の言葉が響いた。
「おや、エシェク? どうしたんだいその姿は? まさか聖王の力を使っているというのかい?」
『ああそうだ。
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