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こんな私(俺)の物語
第二十一話 会談ですか禍の団ですか
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をひくつかせる。ポーカーフェイスがなってねぇ。

「そこの席に座りなさい」

グレイフィアさんに促され、壁際に設置されている椅子に座る。そこにはソーナ・シトリーも座っていた。おおう、こんな空気のなか先にいたのか。
因みに、順番はソーナ、リアス、一誠、朱乃、木場、俺、アーシア、ゼノヴィア、子猫だ。

「全員が揃ったところで、会談の前提条件をひとつ。ここにいる者たちは、最重要禁則事項である『神の不在』を認知している。では、それを認知しているとして、話を進める」

三大勢力の会談が始まった。ちょっと眠くなるんだけど・・・。


     勢力会談中・・・・・・


会談は滞りなく進んでいく。たまにアザゼルの一言で場が凍りつく事があるけどな。絶対楽しんでる。まあ、胡散臭いおっさんだもんな!
でも、長々と話されると眠くなってくるんだけど・・・。和平したいならそう言えや。
暇だ。籃と念話でもしようかな?

「さて、リアス。そろそろ、先日の事件について話してもらおうかな」

「はい、ルシファー様」

ソーナ、リアス、朱乃が立ち上がり、この間のコカビエルとの一戦の一部始終を話し始めた。
報告を受けた各陣営のトップは、それぞれ違った反応をした。笑ったりため息をついたり。

「ーー以上が、私、リアス・グレモリーと、その眷属悪魔が関与した事件の報告です」

「ご苦労、座ってくれたまえ」

「ありがとう、リアスちゃん☆」

結局セラフォルーは軽いじゃねぇか!しかもウインクなんてしてるし!

「さて、アザゼル。この報告を受けて、堕天使総督の意見を聞きたい」

「先日の事件は我が堕天使中枢組織『神の子を見張る者《グリゴリ》』の幹部コカビエルが、他の幹部及び総督の俺に黙って単独で起こした事だ。スキマの嬢ちゃんが完全に消し飛ばした。そっちの報告通りだ。それが全部だ」

「はぁ、説明としては最低の部類ですがーーあなた個人が我々と大きな事を起こしたくないという話しは知っています。それに関しては本当なのでしょう?」

「ああ、俺は戦争に興味なんてない」

あー、コカビエルがアザゼルこき下ろす前に消し飛ばしちゃったから、アザゼルのイメージはあまり良くない。元々信用がないのだが。

「アザゼル、ひとつ訊きたいのだが、どうしてここ数十年、神器(セイクリッドギア)の所有者をかき集めている?最初は人間たちを集めて戦力増強を図っているのかと思っていた。天界か我々に戦争をけしかけるのではないかとも予想していたが・・・」

「そう、いつまで経ってもあなたは戦争を仕掛けてこなかった。『白い龍《バニシング・ドラゴン》』を手にいれたと聞いたときには、強い警戒心を抱いたものです」

神器(セイクリッドギア)研究のためさ。な
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