眷属、集めます
第20話
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なります。設立されたばかりなので古株の皆さんからは基本舐められてるので、それをなんとかするためにサーゼクス・ルシファー様の要請を受けて近々行われる若手上級悪魔のレーティングゲームの大会に参加する事になりました」
「それは私達が参加しても大丈夫なのですか?」
グリゼルダさんが質問をしてくる。それに関する答えはちゃんと確認してあります。
「転生天使と転生堕天使を作るトランプは悪魔の駒と性質が違うだけで性能は同じなので参加は可能、むしろそれを確認するために参加しろとアジュカ・ベルゼブブ様からも要請が来ていますので問題ありません。
話が反れましたが基本的には自分たちを鍛えながら何か事件が起これば急行して解決するのが仕事となります。拠点はこの屋敷と冥界の僕の領地となります。立ち入り禁止区域と他人のプライベートルーム以外は好きに使ってもらって構いません。それから給与明細はこんな感じで残業手当と危険手当てはでません。危険なのは最初から確定していますし、治療費に関しては経費と名ばかりに僕の基本給与の中に紛れているので」
皆に給与明細を配ってみると声に出さないまでも驚いているみたいですね。そんなに多かったですかね?白音さん達は領地をグレモリー家に返還していますからその分の補填を加えていて、それを基準にしてするんですが。まあ『断罪の剣』の経費の一部は僕の懐から出ていますから問題無いでしょう。組織のトップも僕ですし、誰も文句は言って来ないので良いでしょう。もちろん経費の削減はしていますよ。僕は大抵の怪我を治せますから僕が治療してあげれば良いだけですからね。
「それから保険の方は各種取り揃えてありますから個々人で入って下さいね」
グレモリー家に居た時の物を参考に安くて保証は手堅くしてあります。お金だけはありますから。収入も凄いですしね。
「ついでに覇道財閥系列での買い物の際には3割引になる様に臨時総帥に直接交渉してありますので」
血の怪異の時に出来た貸し借りやその後にチラシを渡したりしてそこそこの縁がありますから対価の一部として3割引を勝ち取ってきました。貴重品であるフェニックスの涙を2個も取られてしまいましたが必要経費と割り切りましょう。まだ20個程残ってますから。
「最後に、希望する魔剣、聖剣、名剣を年間で20本支給します。申請書類はこちらです」
普通の依頼書よりも更に詳細な設定を依頼出来る様にしてあるそれを一人20枚ずつ
配る。
「なんだこの高待遇は?悪魔はこれが普通なのか?」
「いえ、グレモリー家に居た時よりももの凄く良いです。」
アザゼルさんが疑問を呟き、白音さんがそれに答えます。
「組織の性質上、強者との殺し合いが基本になりますからこれ位の待遇は普通だと思うん
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