暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
眷属、集めます
第20話
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断罪の剣(ジャッジメント)』の設立と同時に僕が始めたのは屋敷に改築だった。冥界にあるのと人間界にあるのと両方だ。冥界の方は土地が余っているので問題無かったけど、人間界の方は普通の住宅地に建ててるから周囲に住んでいる人達と交渉して大金と、新しい住居を用意して買い取らせてもらった。

人間界の屋敷の改築にはドクターと覇道財閥に協力して貰い、魔術的にも強固な造りで、地下もかなり手の込んだ造りとなっている。デモンベインの格納庫の他にも研究室や特訓場、書庫に礼拝堂や大浴場等々も用意した。福利厚生はしっかりとしておかないとね。

屋敷の方の外観は変わっていないけど、あちこちに細かい結界式を書き込んであるのでかなり頑丈になっている。リアス・グレモリーの魔力弾程度ではびくともしないよ。サーゼクス様クラスになると罅が入りそうだけど、自動修復の術式も書き込んでいるから問題無いはず。ちなみにエネルギー源はデモンベインの『獅子の心臓』だ。人間界と冥界、二つの屋敷の術式を維持出来るなんてチートだよね。

内装もあまり変わりはないけど、各個室は空間に干渉して広げてある。大体20畳程の空間を自分で好きな風に弄れる様にしてある。それをこれからの事も考えて40部屋程用意し、リビングや食堂や厨房なども屋敷の広さに合わせて作ります。

そして最後に浄化と状態保存の結界を屋敷全体に敷いて完成です。建設期間三日、総費用が3120億9350万円ですんだのはドクターのおかげですね。ついでとばかりにデモンベインの調整も行っていってくれましたし、ドクターには感謝しても仕切れませんね。





「久しぶりだな。これから世話になる」

「やっほ〜、お久しぶり」

夏休みに入った初日、ゼノヴィアさんと紫藤さん、それから報告にあったグリゼルダさんがやってきた。

「お久しぶりです、ゼノヴィアさん、紫藤さん、それから初めましてグリゼルダさん」

「初めまして、二人のお目付役も承りましたグリゼルダと申します。木場さんの噂は教会に所属していた頃から聞いていました」

「まあ、あまり良い噂ではないでしょうね。引き蘢って研究ばかりしていましたから。さて、立ち話もなんですから屋敷の方へどうぞ」

「「「失礼します」」」

荷物を持った三人をリビングに案内し、お茶とお菓子を用意してから色々と説明を始める。

「『断罪の剣(ジャッジメント)』の体制に付いては全員が揃ってから話そうと思っているから数日間はゆっくりと身体を休めていてね。部屋の方は最低限の家具とかは用意してるけど、足りない様なら用意するから遠慮なく言ってね。屋敷の方はこの後案内するけど、基本的に好きに使ってもらって構わないよ。それから事前に言い含められてると思うけど、出来るだけ仲良くしてね。背中を預
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