プロローグ
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える権利をやろう」
ライザーはそう言うと俺を睨みつけながら魔法陣の光に包まれてその姿を消した。
「さて、それじゃ。俺は参加しませんので」
「イッセー様。こちらは後で貴方様に言おうとしていたサーゼクス様からの伝言です。『イッセー君。出来る事ならリアスの側としてレーティングゲームに参加してくれないかい。これは強制ではないから安心してくれたまえ』という物でした」
俺はその言葉を聞いて止まる。
「……グレイフィアさん。これ、暗に俺にレーティングゲームに参加しろって言ってますよね?」
「そうは言っておられませんが?」
くっ!この人、あくまてシラを切るか。
サーゼクスさんのこの言葉。これは暗に君の成長を知りたいから参加してくれないかい?って言ってるもん。
「はぁ……わかりました。参加します」
「了解しました。では、サーゼクス様にはそのように言っておきます」
そして魔方陣で帰ろうとした所
「ああ、そうでした。お嬢様、変にイッセー様をご勧誘しようというのはお止めくださいね?それと私との関係を問いただすのもです」
「え、ええ。わかったわ」
なぜにどもったし。あ、こいつ聞く気満々だったな。
「それでは」
そう言って今度こそ、グレイフィアさんは帰っていく。
「さて、アーシア今渡こそ用事は終わったから帰るか」
「ま、待ちなさい!あなたもレーティングゲームに参加するんだから」
「俺は自分のやりたい事をやるだけです」
俺はそれだけ言って部屋を出て行く。俺の後ろにアーシアもついてくる。
「い、イッセーさん……大丈夫なんですか?」
「ああ。大丈夫だよ、俺の実力は知ってるだろ?」
「あ……そうですね、当日は祈っていますので!」
「ああ、頼むな」
そして俺とアーシアは家に帰る。俺たちの家に。
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