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神器持ちの魔法使い
フェニックス
第13話 説教
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けありで参加できず、戦車と騎士は未だ空席だろ」

そういうと床が再びフェニックスの陣を描いて光り出す。
そしてその中に人影が浮かぶ。

「紹介しよう、俺の眷属だ」

光が収まるとそこにいたのは14人の美女に美少女……だとぉ!?
これが……ハレーム……クソッ、俺の、男の夢をこいつは実現してるっていうのかよ!!

「……お、おいリアス。なぜ赤龍帝が急に涙を流し始めたんだ……?」

心の汗でまともに顔が見えねえが、声からでもわかる。
マジで引いてる。
でも知ったこっちゃねえ!

すると部長がため息交じりに答えた。

「この子の夢がハーレムなのよ。あなたがそれを実現してるからいろいろ思うところがあったんじゃないかしら」

「ライザーさま、この人きもーい」

「きもーい」

「お前ら落ち着け。本当のことでも本人目の前にあまり口にしてやるな」

なだめるように双子の眷属を頭を撫でながらなだめる。
何かを思いついたようにヤローの女王を隣に呼び寄せた。
そして

「んなっ!?」

「お前にはこんなこと一生できないだろうな、ん?」

見せつけるかのように女王と濃厚すぎるキスするヤロー。
アーシアなんてあまりのエロさに真っ赤だ!
何てうらやま、ゲフンッ、けしからん!

「うるせぇ! ブーステッド・ギア!!」

赤龍帝の籠手を突き付ける。

「テメー、部長と結婚する気でいるんだろ! だったら他の女といちゃいちゃしてんじゃねえよ!! 」

「ああ? ハーレム志望の赤龍帝くんはこういうのに憧れてるんじゃないのか?」

そうです、その通りだよ!
けどな!

「部長の下僕として許せるか! 所構わず子種まき散らしてんじゃねえよ焼き鳥野郎!」

「……おい、リアス。下僕の躾がなってないんじゃないのか?」

知らないわといった部長は何も言わない。
小さくため息を吐くヤローの目には失望が写ったように見えた。
それに対してもイラついてヤローに殴りかかろうとした瞬間。

「……啖呵を切るのは構わないが、相手を考えろ」

一瞬にして部室の空気が変わった。
何だよこれ、体が震えて言うこと聞かねえ!
部長やみんなも俺と同じような状況になっている。

「お前が輝かしい功績を上げればリアスの功績に。失望させる行動はリアスの恥に。お前のすべてがリアスの評価につながる。そこらへん、ちゃんと考えるんだな」

「ぐッ!?」

「ライザー様、その辺でお納めください」

グレイフィアさんの一言にため息交じりに答えたら重圧が消えた。

「……申し訳ありません」

「わかってもらえれば結構です。では、ゲームの詳細に移らせていただきます。まず―――」

グレイフィアさんが話してい
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