暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos18恋乙女狂想曲〜I like you? No, I love you〜
[6/13]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
シャルちゃんのお目当てはルシル君。シャルちゃんはなんでかルシル君にご執心。それも名前を聴いただけで、や。シャルちゃんはその人と初めて会った時、それかその人の名前や声を聴いた時に感情に大きな乱れが出た時、それは前世のシャルちゃんと関わりのあった人との再会をした事で起こる現象、って話を聴いた。まぁそれも確定情報やないらしいけど。
「でもさ、ルシリオン君って男の子でしょ。1人寂しく男風呂って大変じゃない?」
すずかちゃんの言う通りや。ザフィーラも一緒に連れてけば良いんやろうけど、ザフィーラってお風呂苦手やし。無理に誘うのもなんや悪いしな。そんなことを思うとると、「そこはほら、クロノを連れて行けばいいんじゃない?」アリシアちゃんがそう言うた。
「でもクロノってお風呂に入ってる時間すごく短いよ。私やアリシア、リンディさんにエイミィは30分とかだけど、クロノってサッと入ってササッと出て来るし」
「あ、うちのお兄ちゃんもそんな感じだよ。男の子ってみんなお風呂の時間早いのかなぁ?」
なのはちゃんがわたしの方を見ると、それに倣うようにみんなはわたしを見てきた。ルシル君の入浴時間のことを思い返して、「30分くらい、やなぁ。綺麗好きやから」って答える。ルシル君は髪も長いしその手入れに時間を掛けてそうや。そんでわたしらは今晩、スーパー銭湯にみんなで遊びに行って、その後はみんなで外食しようって約束をして一旦お別れした。
「――お待たせしました、はやてお嬢様」
「ありがとうございます♪」
一晩ぶりの我が家に到着。門前にはすでにシグナム、ヴィータ、シャマル、シュリエルが待ってくれとった。そんで改めてノエルさんに送ってもらった事のお礼を言うて、笑顔でノエルさんとお別れした。
「おはよう、シグナム、ヴィータ、シャマル、シュリエル。朝ご飯はもう済んだか?」
「おはようございます、はやてちゃん。朝ご飯は私とシュリエルで用意してみんなで食べました」
「おかえりなさい」
「おはよう、おかえり、はやて♪」
「おかえりなさい、主はやて」
「ただいま、みんな」
ルシル君とザフィーラは家の中で待ってくれとるんやな。ヴィータに車椅子を押してもらいながら家の中へ。リビングに入るとそこに居ったんは「ただいま、ザフィーラ」だけやった。
「おかえりなさいませ、我が主」
「うん。・・・ルシル君は・・・?」
みんなに訊ねる。するとみんなは俯いて口を閉ざした。
「ルシル君はどないしたん? 家に居るんやろ?」
「はい。居ることは居るんですけど・・・」
シャマルがルシル君の部屋の方に目をやってから、そう言い難そうに答えてくれた。
「何があったん?」
「我々の口からはお伝え出来ません。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ