第拾話『二人での初仕事』
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頼できました」
「あ、3会のポスターね。ユウ君が配ってるんだ」
「そうなんですよ。よろしくお願いしますね」
「はいはい。それと今日は何か買ってく?」
「あ、それじゃあ、おすすめをいくつかお願いします」
「ええ、分かったわ。少し待っててね」
◇◇◇◇◇
「おまたせ」
「遅ぇーよ、なにしてたんだよ」
「悪い悪い。ポスター渡すついでにおかず買ってきた。これで、少し食卓が豪華になったぞ」
しかも、いろいろおまけしてくれたし、よい子さん様々だ。
「じゃ、残りは明日ってことで今日はもう帰るか」
「ああ」
そう言って並んで歩き始めた。
「あ、そうだ。ユウ。今日も家にいっていい?ラブと遊びたい」
「別にいいぞ。なんならそのまま、飯食ってけよ」
「うん。もともとそのつもり」
確信犯かこいつ…。
?Side
家路につく雄介を隠れてみている人たちが居た。
「偶然とはいえ。こんなところで辻堂と合うとは思わなかったわ」
その人物は片瀬恋奈と江ノ死魔の幹部連中だ。
「私服ってことは……デートとか?」
「あ〜そうかもしれないっすね。二人のあの姿みたら買い物帰りのカップルにしか見えないっすもん。自分少し妬けちゃうっすよ」
「まあ、身内同士なんだから仲がいいのは当然として、どうして辻堂がこんなところまで来たのかしら?」
「恋奈様。あいつらこんなもん貼っていったみたいだっての」
ティアラが一枚のポスターを恋奈に見せる。
「あん?……開海会催しの案内……提供、稲村学園?………ほう」
なにか思いついたのか不敵な笑みを浮かべる恋奈であった。
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