第二十話 後輩ですか竜殺しですか
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、今度こそ教えてくれよ」
「イヤよ」
「紫さんの能力?空間操作じゃないんですか?」
「ふぅん。お前らは空間操作だと思っているのか。嬢ちゃんの神器の能力はそんな生易しいものじゃないかもしれないぜ?その例として、今嬢ちゃんは悪魔じゃない。別の種族だ」
『!?』
「空間操作もあるだろうが、種族変換に石を破壊していた能力、これら全てが一つの神器で行われているとしたら、神滅具級だな。間違いなく」
なんで暴露するのさ・・・。まあ、まだまだできることは沢山あるんだけどね。『可能と不可能の境界』を完全に操れれば、できないことはないと思う。
「・・・・・・仕方ないわね。一つだけ教えるわ。私の神器は、定着型らしいわ」
「定着型?」
「特殊な神器だ。定着型は、簡単に言えば宿主以外に宿ることのない神器だ。持ち主が生まれると同時に現れ、持ち主の死とともに消える。一世一代の神器、それを定着型という」
「そんな神器が・・・」
「だがな、普通の神器と一番違うところは、人間以外に宿る可能性があるんだ。神器は人間の部分がないと宿らないが、定着型は別だ」
マジかよ・・・・・・あれ?じゃあ籃も持ってるのかな?
「まあ、まだまだ知りたいことはあるが、そろそろ帰るよ。じゃあな」
そう言ってアザゼルはこの場から去った。
しばらくの間、沈黙がこの場を支配する。えええええ〜。引っ掻き回すだけ引っ掻き回して後丸投げ?
「・・・紫さんの能力の事はさておき、そこの新人君に俺の神器を取り付けて練習しようぜ。その代わり、今度紫さんの能力を教えてもらうぜ」
『どうぞどうぞ』
超アウェー!?と、その前に、
「ギャスパー君」
「は、はいっ!」
「少し幽々子と語ってきなさい」
俺はギャスパーをスキマ送りにした。
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「ただいま帰りました!皆さんのためにも頑張ります!」
『何があった!?』
めちゃくちゃポジティブになって帰ってきたギャスパー。同じ境遇だったからわかりあえると思って幽々子と語らせてきたが、何があったのさ!
「僕は気づいたんです。皆さんの大切さを。こんなにも皆さんが僕のことを思ってくれているんだ!答えなきゃ皆さんに申し訳ない!僕は変わります!」
お前誰だ!?幽々子!マ
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