第1部
第1楽章 内乱
第2話 開幕
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味方歩兵部隊も対戦車兵器で援護する。対戦車ミサイルが放たれ、敵戦車に直撃する。爆発がMBT-2000戦車を包み込む。だが、煙が晴れたとき、その戦車は健在だった。爆発反応装甲が防いだのだろう。装甲が焦げた程度しか変化が見られない。
敵戦車が発砲し、味方の拠点が吹き飛ばされた。そのまま拠点が沈黙する。
「4号車、後退するんだ。1と3は奴の後退を援護する!!
こちらシアン2-1。コマンドポスト!
敵が機甲戦力を投入してきた。こちらは損害1.敵の損害は軽微だ。このままでは押し切られる!!」
【こちらコマンドポスト!
状況が錯乱している。敵の大規模反攻だ。増援部隊到着まで持ちこたえろ!】
「ええぃ、了解しました!!」
無線が何時の間にか、騒がしくなっていた。無線が混線し、広域データリンクの更新が遅延している。混乱という名の交響曲はまだ始まったばかりだ。
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