第一章
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も」
「いえ、出します」
しかし王女の言葉は変わらない。
「宮廷の費用を削って。後は」
「後は?」
「無駄な建築のお金を抑えてです。ですから離宮の造営も中止です」
彼女の為にと考えられていたその離宮の造営を中止するというのだった。しかもさらに言うのだった。
「あと所々の無駄な建築もです」
「禁止ですか」
「その分民も休めます」
実際何かを建築するとなれば民衆がそれに駆り出される。これが結構以上の労力でありしかも民衆を使うにあたっても金がいった。建築はかなり金を使うものだったのだ。造営の費用だけには留まらないのだ。
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