暁 〜小説投稿サイト〜
アイドルマスター 〜世界を渡る少女〜
過去を振り返り、思い悩むこと
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何時もより派手にケンカして、しまいには完全に家に監禁されてしまった。携帯も取り上げられてしまったから二人にも連絡が取れない。

「・・・」

隠し部屋に入ってゲームをつける。

『アイドルマスター2!』

しばらくプレイしていて・・・

『プロデューサーさん!おはようございます!』

『『今日も頑張って行きましょう!』』

「・・・いいなぁ」
沢山の人が見てくれて、応援してくれて・・・毎日が忙しそうだけど、楽しそうで・・・


「私も・・・私もこんな風に・・・」

『姉さん・・・』

「え?」

頭の中に直接響くような声。

『ここの姉さんも行きましょう。あの素晴らしいところへ!私が連れていきますから・・・』


「え・・・えぇ・・・!?」

いきなり目の前が歪む。な・・・何が・・・

『大丈夫・・・すぐ慣れますよ・・・』

「きゃ・・・きゃあああぁぁぁ・・・!?」

私の意識はまるでテレビを切ったかのように・・・切断された。


















































「う、ううん・・・」


ふと目を覚まし・・・見た景色は見覚えのない場所だった。

「あれ・・・私、確か部屋で・・・」


「おお!目が覚めたかね?」

「え・・・?」

いきなり男性が奥から出てきた。新しい執事・・・じゃないよね?」

「あ、あの・・・」

「ん?ああ、すまない。君が路上で倒れていてね。事務所が丁度近かったから運んだのだが・・・」

「・・・それ、世間一般では誘拐と言うのでは・・・」

「ぬぅ・・・ちょっとした親切心だったのだが・・・」

・・・まって?路上で倒れていた?私が?

「ところで、どうしてあんな所で倒れてたのかね?貧血かい?記憶とかはしっかりしてるかね?

「は、はい・・・神無月玲奈です。その・・・えと・・・ここは」

「ん?ここかい?ここは765プロダクションという芸能事務所だよ。私はここの社長を務めている高木順二郎だ」

「・・・はぁ・・・え!?」


765プロ・・・ってアイドルマスターの舞台!?しかも高木社長!?

「ど、どういうこと・・・?夢でも見てるの、私・・・」

「今帰ったわ」

「たっだいま〜」

「あら、伊織ちゃんに真美ちゃん。レッスン終わったの?」

「終わったわよ・・・終わったらいきなり真美に引きずられて・・・くたくたよ」

「だっていおりんがプリン買ってあるって言うんだもん!あ、でもでも〜亜美が来るまで待ってよ
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