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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
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こに来るからぁ。容赦なくぶっ放してぶっ殺しちゃってね〜』
「……了解」
笑みを浮かべながら言うクアットロだが、今のディエチにはその笑みが恐ろしくて仕方がなかった。
元からディエチはあまりクアットロのことを好いてはいない。任務で一緒に行動することは多かったものの、あの何を考えているのかわからない言動や態度が気味が悪くてしょうがないのだ。
ディエチは通信をこちらから断ち切り、イノーメスカノンを構えなおす。既に魔力の充填は完了しており、いつでも打ち出せる状態だ。だが、ディエチはまだ迷っていた。
……私達がやっていることは本当に正しいことなのかな? たくさん人を傷つけて……あんな小さな女の子まで利用して……。
苦悩するディエチの目尻には僅かに涙が溜まっていた。そして、なのはが現れた。ディエチもそれを迎撃しようと砲門を向けるが、引き鉄を引くことが出来ない。
すると、ディエチは構えを崩し、イノーメスカノンに充填されていた魔力を霧散させると、それをなのはの方に放った。
ガランと音を立てて床に転がるそれをディエチは見つめた後、なのはに両腕を差し出した。なのははその意図を理解したのか、彼女の手とカノンにバインドを施した。
ディエチはその場に膝をつくと、俯いたままなのはに対し、ポツリと呟くように告げた。
「……あの子ならここを真っ直ぐ行った玉座の間にいるよ。私が言えたことじゃないと思うけど……あの子を助けてあげて」
ディエチの言葉になのは頷くと彼女の肩に手を置き、
「ありがとう」
と告げ、その場から去って行った。
なのはが消え、ディエチは壁際に膝を抱えるようにして座った。
「ゴメン……みんな。だけどさ、私に撃てないよ……」
他の姉妹達へ謝罪しながらディエチは俯むいた。
「あ〜らら。まったくディエチちゃんもお嬢様も使えないんだから。まぁいいわ……陛下ぁ? 聞こえてますぅ? 貴女はあの子たちみたいにならないでくださいねぇ」
ディエチの姿を確認したクアットロは呆れた表情をしつつも、隣に座るヴィヴィオに甘ったるい声で告げる。
しかし、ヴィヴィオはそれに頷くことはせず、ただ小さく「ママ……パパ……」とだけ呟いた。
時を同じくして、ヴィータは駆動炉への道を進んでいた。何度かガジェットが出てきたが、ヴィータはそれらを全て軽々と撃墜していく。
しかし、なにぶん数が多く、さらには高密度のAMFが影響してか、彼女は少しばかり息が上がっていた。
「あぁくそ! どんだけいんだよ!!」
愚痴をこぼしながらも近寄るガジェットをなぎ倒すヴィータは、前方に広がる長い通路を見据える。
通路の先はぼん
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