暁 〜小説投稿サイト〜
こんな私(俺)の物語
第十九話 授業参観ですかレヴィアタンですか
[4/11]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


「いえ、なにやら魔女っ子が撮影会をしていると聞いたもので、ちょっと見に行こうかなと思いまして」

木場。お前にそんな趣味があったとは・・・!


=======================================================================================


カシャカシャ!

フラッシュがたかれ、カメラを持った男と、一分若干肥満な人たちが廊下の一角で魔女っ子とやらを撮影していた。魔王っ子の間違いだろう?
人垣の外から見ると、そこには、アニメキャラのコスプレをしている美少女(多分年増)がいた。確か、『魔法少女ミルキースパイラル7オルタナティブ』だったっけ?ミルたんがこれ好きだっけ?
これは魔法少女であって魔女っ子じゃないだろ。似合っているのが悲しい。

「なっ!」

リアス、驚愕。まあ、魔王だしね。残念美人なんだろうけど。

「オラオラ!天下の往来で撮影会とはいいご身分だぜ!ほらほら、解散解散!今日は公開授業の日なんだぜ!こんなところで騒ぎを作るな!」

匙、参上。若干不良だよね?

「あんたもそんな格好をしないでくれ。ってもしかして親御さんですか?そうだとしても場に合う衣装ってものがあるでしょう。困りますよ」

「えー、だって、これが私の正装だもん☆」

おいおい、歯ぎしりするなよ。そういうやつはもう放っておいた方が楽だ。まともに相手をするな。

「あ、これはリアス先輩。ちょうどよかった。今魔王様と先輩のお父さんをご案内していたところなんですよ」

匙の後ろには、生徒会長ソーナ・シトリー先導のもと、紅髪の男性二人が近づいていた。

「何事ですか?サジ、問題は簡潔に解決しなさいといつも言ってーー」

「ソーナちゃん!見つけた☆」

魔王様が生徒会長に抱き付く。魔王って言うより残念魔王じゃん。

「ああ、セラフォルーか。君もここへ来ていたんだな」

「・・・セラフォルー?・・・どこかで聞いたような・・・」

「イッセー。レヴィアタン様よ」

「・・・・・・・・・・・・・・・へ?」

「あの方は現四大魔王のお一人、セラフォルー・レヴィアタン様。そしてソーナのお姉様よ」

耳栓結界を張る。これぞ才能の無駄遣い。

「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッ!!??」

「一誠、うるさいわよ」

俺は手刀を脳天に当てる。

「あたっ!?え、え、え?レヴィアタン様?」

「セラフォルー様、お久しぶりです」

「あら、リアスちゃん☆おひさ〜☆元気にしてましたか?」

ああ、無関係を装いたい。なんで
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ