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Le monde br?l?.
はじまりの物語
Debut de la seconde vie ―ユーラの章―
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めだ!」

「何言ってるんだよ、お前だけにはいいカッコさせないぜ!」

「分かった...他に残るという者は?」

全員が一度お互いに視線をあわせて、一斉に手を挙げた。

「死んでも知らないよ。それでもいいんだね...?」

「私達は...あなたについてきます!」

「だってよ、隊長さん。」

「よし...ならば第5小隊はこれより敵地内部へ潜入、先ほどの光の発生源を確認、場合によっては破壊する。」

「了解!」






「司令官...」

「何だ」

「第5小隊がロストしました...」

「何?あそこには何かあったか...?」

「分かりませんが、地上部隊唯一のロストです。」

「分かった、仕方がないことだろう。」

「確認させに行きますか...?」

「あれの後だ。少し待とう。」

「了解です...他部隊はおおよそ撤退が完了しています。」

「分かった。待機させろ。」

「はい...」




「敵が一切いないってどういうことだよ...」

「僕にも分からない、でもそろそろだね」

森をかき分けて進んでいる第5小隊は、本国との一切の通信を遮断していた。

「もしかしてあれか...?」

彼らの視線の先には、開けた場所と、その真ん中にある大きな鉄の地面であった。

その地面はちょうど中央あたりが縦断されていて、開くようだった。

「ここにも敵はいないな...調べてみるか...」

「おい、待て...!」

カジミールは飛び出した。


その刹那。



「っ...!」


カジミールは蒸発した。

「バカなっ...何だ?!」

「あははは...君たちは私達をどれだけ舐めてくれるのかな...?」

気づけばカジミールが蒸発した場所より少し奥に、いつの間にか人が立っていた。

「誰だっ!」

「おやおや...お子様が何の用かな?」

「くそっ...」

ユーラは男に銃を向ける。

「無駄だよ。ここには特殊なフィールドが張ってある。」

「...それでか.....」

「何がだ?」

「カジミールが...僕の親友が...消えた...」

「ああ、それは残念だね〜?あっはは!」

「貴様...」

「どうした?君も一緒に蒸発するかい?」

男は半笑いでフィールドに棒を触れさせてみせた。

「こういう事になるよ...?」

棒の先端は当然蒸発した。

「貴様...許さない...」

「君なんかに許されなくても結構!」

「Божье дыхание делает ада от пола...」

「ん...?頭でもおかしくなったのか?」

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