暁 〜小説投稿サイト〜
赤城と烈風
冬の戦争
フォッケ・ウルフfw187
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敬礼を交換。
 北欧の勇者達はfw187≪ファルケ≫と共に、戦火に覆われるフィンランドへと旅立ちました。

 前述の通り、フィンランド全土が無差別爆撃の脅威に曝されています。
 頼みのフォッカーD21も喪失機が相次ぎ、爆撃を阻止する事は不可能でした。

 大規模爆撃による家屋や各種施設の損壊、生活必需品や軍需物資の焼失も不可避と想定されます。
 補給の欠乏に拠り前線の戦力も枯渇、フィンランド防衛軍の全面的な崩壊が確実視されていました。

 ポーランド及びバルト3国と同様、独立国家フィンランドの消滅は時間の問題と思われます。
 デンマークの戦士5人と世界初の双発単座戦闘機3機は、崩壊の危機に直面するフィンランドへ到着。

 時に1940年1月18日、フォッケ・ウルフfw187が真価を発揮する機会(チャンス)を得る事となりました。
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