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問題児と最強のデビルハンターが異世界からやってくるそうですよ?
Mission6・A ~鬼の森~
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喰らわせ仲間を殺した、目の前の男を恐れる蜘蛛の集団――などはなく。
「キシィ! キシィィィアアアアアアアア!!」
むしろ。無残に仲間を殺され激昂したアルケミーたちの姿があった。
すべての蜘蛛は殺意の眼光を赤いコートの男へと向け、その四肢を引き裂き食いちぎるべく爪をこすり合わせる。
こいつらはセブンス=ヘルと同じく下級悪魔にカテゴライズされる存在だが、実力は奴らよりも高い代わりに知能が低い。
故に、己の危機というものを理解するだけの頭の良さがないのだ。
自分が死ぬ未来像など見えていない蜘蛛の集団は、先ほどよりも大きな殺意をダンテに向けて放つ。
だが最強の悪魔狩人デビルハンターはそんなものを受けても動じるどころか、むしろ嬉々とした表情で全員を眺め渡していた。
「害虫駆除なんてゲームでも仕事でも請け負った覚えはないんだがな……HA、まぁいいか。ノーネーム≠ゥらフォレス・ガロ≠ヨ最初で最後のサービスしてやる、こいよ!」
両の手に備わった鋼同士をぶつけ、ステップを踏むと敵を挑発するダンテ。
言葉とは裏腹に喜びの響きが混じったその声を合図に、ノーネーム¥奄フ悪魔狩りが始まった。
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