第1部 SAO
12話 圏内事件〜第二の事件〜
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僕達はヨルコさんの話を聞き、圏外にいた
「何するのよ?」
「こうするのさ」
兄さんはグローブをはずし、ピックを構える
「まさか.....」
「そのまさかさ」
兄さんは振り下ろそうとするがアスナさんの行動で手を止めてしまう
「何してんの?」
アスナさんは回復結晶を取り出していた
「何かあったらどうするのよ.....」
「せいぜい削れても1割だよ」
「そんなの分からないでしょ!早く見せなさい!」
アスナさんは兄さんとパーティを組む
「なぜ、僕まで?」
「いいでしょ?」
「僕関係ないですよね!?」
アスナさんは無視されたようだ
そして、兄さんはピックを振り下ろす
そのダメージは予想を超え3割だった.....徐々に体力が減少していく
「早く、圏内に入って!」
兄さんはすばやく圏内に入る
ダメージは止まったが兄さん曰く感覚は残ってるとの事
だが、これで分かった
この方法じゃ圏内殺人は無理だという事が
そして、兄さんはある人を呼ぼうとした
「誰を?」
「ヒースクリフ」
僕達は絶句した
最強ギルドの団長さんを呼び出そうとしているのだから
結局アスナさんはメッセージを送り、その30分後にヒースクリフさんがやってきた
兄さんの昼飯奢るからで来た訳じゃないはずだ
兄さんは3つの仮説を言っていた
1つ目は、正当なデュエル
2つ目は、システム上の抜け道
3つ目は、未知のスキルや道具によるもの
ヒースクリフさんは3つ目は除外していいと言った
「なぜです?」
「考えてみたまえ....もし、君達がこの世界を作ったのならそんな物を作るかな?」
僕は考える
いち早く返答したのは兄さんだった
「いや.....しないな」
「どうして?」
「フェアじゃないから....悔しいけどこの世界は公平だ.....あんたのユニークスキルを除いてな」
兄さんはニコリと笑う.....それに返すようにヒースクリフさんも同じように笑う
ユニークスキル.....この世界で習得者が一人しかいないエクストラスキルのことだ
茅場は、このユニークスキルが全部で10種類あるといった
そのうちのひとつがヒースクリフさんの持つ<<神聖剣>>である
「てことは、1つ目と2つ目ですか?」
「うむ......ひとついいことを教えよう」
「何ですか?」
「君達が見たものや聞いたものが真実という事だ。では帰ろう、ご馳走様、キリト君、タクヤ君」
「兄さん?」
さっきから兄さんはじっと考えていた
「なあ、ヒースクリフが言っていた事はどういう意味だか分かるか?」
「う〜ん.....
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