第3章
羽毒蛇を討伐せよ!
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と聞かれ、ウェンディが恐る恐る、質問をした。
ウェ「あの羽コブラって、猛毒の蛇って言いましたけど、何か解毒剤は無いんですか。
私他人の回復はできるんですが、自分には天空魔法が使えないので…
噛まれちゃったときの、お薬がほしいんですけど…」
その言葉を聞いた村長は、傍にいた人物に命じ解毒剤を持ってこさせた。
それはカプセルに入った錠剤で、貴重なものだからと…一人に1錠ずつ渡してくれた。
ソンチョー「本当は血清タイプの即効性の解毒剤もあったんだが、あまりにも被害が多く
現在は在庫を切らしてしまったんです。どうかあなたたちの幸運を祈ります。」
こうして二人は夕方になるまで村の中で待機することになった。
そして夕方、グレイとウェンディは村の人たちに見送られ、
羽コブラの被害が多発しているという地点へと向かった。
ウェンディ「グレイさん、思っていた以上に難しいクエストになりそうですね。」
グレイ「ああ、群れで襲ってくるってのが厄介だな…」
そうやってウェンディと話をしながら、グレイがウェンディの恥ずかしい汁を、
どうやって集めようかと考え始めたその時だった。
いっせいに羽音が響き渡ったかと思うと、数え切れないほどの羽コブラが、茂みから飛び上がった。
そして一斉に羽コブラの群れが、二人に向かって襲い掛かってきた。
グレイ「いくぞ!ウェンディ。俺の傍から離れるなよ。」
ウェ「わ、分かりました。ヘビに噛まれたときは、すぐに言ってくださいね。」
そういって二人は、羽コブラの群れとの戦闘体制に突入した。
グレイ「アイスメイク…ランス!ハンマー!バズーカ!」
ウェ「天竜の咆哮!それから翼撃!」
こうして二人の獅子奮迅の働きのおかげで、次々と羽コブラは退治されていった。
グレイ「よっしゃあ!後はあそこに固まってる一団だけだ。アイスメイク・バズーカ!」
グレイの渾身の一撃が残っていた羽コブラの一団に直撃した。
しかし倒し損ねた羽コブラが一匹、猛スピードでウェンディに向かって突進していった。
そしてその羽コブラはウェンディのスカートの中に潜り込んだ。
ウェ「キャッ!いやぁっ、どこに入って…あっ、痛っ!」
急いでウェンディはスカートの中から羽コブラを引き離すと、そのヘビは地面の上に転がった。
その頭をグレイが足で踏みつけた。
グレイ「ウェンディ!大丈夫か?」
ウェ「ハァハァ…大丈夫じゃない…みたいです…」
そういうとウェンディはウェンディは、その場に倒れこんでしまった。
50 乾パン E.iUt 2011/12/24 17:25 New!! >>
ヒューイさん頑張ってください!
グレイ「おい、ウェンディ、しっかりしろ!噛まれたのか!」
ウェ「ハァハァ…痛い…痛いよぉ…」
しかしグレイの呼びかけるも、ウェンデ
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