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とある碧空の暴風族(ストームライダー)
新たなる力へ
Trick64_信乃にしてあげることは、これだけしかないから
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ミレイは驚愕してます」

「・・・・信乃にしてあげることは、これだけしかないから・・・ふぁ〜」

口を押さえて大きなあくびをした。

「今日は慣れない運動をして大変だったと思います。
 後片付けは私に任せてゆっくりと「ZZZzzzz…」 ゆ、雪姉さま?」

A・Tの練習をした上に、能力も限界まで使用した。
緊張の糸が切れて、美雪は信乃の傍で横になり、寝息をかきはじめた。

「・・・・まぁ、雪姉さまは信乃にーさまの近くで無いと眠れなかったので
 ちょうどいいです、とミレイはお二人の写真を取ります」

携帯電話の中で厳重にロックを掛けた「信乃美雪愛の図」フォルダにまた新しい一枚が追加された。

取れた写真は、イチャイチャバカップルというよりは、
遊び疲れて一緒に眠っている子供2人に見えた。

「・・・・なるほど、色気が足りないのですね」

美玲は信乃、美雪の浴衣を少し肌蹴させた。
信乃は胸元を開き、美雪は肩を出させる。さらに胸元もギリギリピンクな先端が見えない位置までズらす。グラビア顔負けのスタイルをR-18のDVDに使いそうなパッケージでも通用するような格好にする。

「もう少し何か・・・・閃きました」

信乃の腕を横に出し、その二の腕に美雪の頭を乗せる。良く言う腕枕だ。
さらに美雪の腕を信乃のお腹の方に抱かせて

「できました・・・・・が驚くほどに色気を感じません。
 何故でしょう? ここまで肌を見せているのに・・・
 とミレイは言いつつ再び写真を取ります」

ピ、とカメラのシャッター音(?)を出しながら2、3枚角度を変えて撮影してく。
しばらくすると自分も疲れている事を思い出して、電気を消して布団に入った。

なお、信乃と美雪は夏用の布団を1枚被せただけで肌蹴させたままであった。



つづく

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