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赤城と烈風
★改訂前
イタリア海軍の動向
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 12.7ミリ機銃36挺の掃射、強襲が駆逐艦の指揮機能を奪う。
 救援に駆け付けた『ハヴォック』、『シドニー』の艦橋も銃撃に曝される。

 軽巡洋艦1隻と駆逐艦5隻は撤退、無傷で勝利を得た《航空偵察艦》の評価は高い。
 15日『ネーレ』改造完了後に姉妹艦4隻が揃い、艦隊防空任務の重責も担った。


 フランス艦隊ジェノバ艦砲射撃、英国空軍機シチリア島を爆撃の影響も無視できない。
 被害の噂は東アフリカ駐屯軍にも届き、故郷の家族を案じる男達が動いた。
 脱走兵達は超人的狙撃手ゴルゴ13級の凄腕と化し、砂漠を踏破の冒険に挑む。
 イタリア領フェザーン到達、敵地(アウェイ)突破は連合軍の評価も高い。
 英雄達は賞賛の宴を抜け、故郷の惨禍に憤った。
 陸軍の重要部署に配属、抜擢の後に海空軍と連絡網の整備が秘密裏に進んだ。

 8月31日艦隊出撃の際は嵐と遭遇、駆逐艦多数が損傷の為に戦闘を避けている。
 9月27日ドイツ、日本、イタリア三国同盟条約調印後MB5作戦が開始された。
 マルタ島に陸軍守備隊等2千名前後を運ぶ為、翌日アレクサンドリア港を総勢19隻が離れる。
 戦艦4隻基幹イタリア艦隊出撃の後、王立空軍の偵察機は規則違反を避けた。
 単座水上戦闘機も輸送船襲撃、艦隊戦支援の機会を得ず無傷の帰還が続く。

 イタリア海軍の潜水艦は配置転換、大西洋で輸送船襲撃を実施していない。
 ドイツ海軍が無電傍受を警戒、同盟軍の気質も考慮の為だ。
 甘い期待は抱かず牽制効果、英国海軍の戦力分散を望む判断の賛否は難しい。

 10月20日『フランチェスコ・カラッチョロ』、改め『インペロ』改造工事が終わる。
 28日最高指導者は隣国ギリシア侵攻案を撤回、エジプト侵攻軍の戦力増強を命じた。



航空偵察艦『ジュッサーノ』級4隻(45口径135_砲2基6門、47口径100_高角砲3基6門、54口径37_機関砲8基16門、75.7口径13.2_機銃4基8挺、53.3_魚雷発射管2基4門、27?)単座水戦6機を後部、3連装主砲2基を前部に載せる為、最大幅17.2mに拡張

メリディオナリRo.44単座水上戦闘機《アクィラ》(前方固定12.7_機銃2挺、最高速度315km/h、カタパルト射出、主翼後方折り畳み可能)
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