暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス〜IS学園に技術者を放り込んでみた〜
本編
閑話01「とある茶髪の男女の休日」 ※リメイク版
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の時、虚は呆れた顔をしてました。
制服に着替えてからフロアチーフを務めている“月村忍”に簡単な指導を受けながら働いていた。
中学の頃に喫茶店をやったことが幸いし、仕事の流れをすぐにのみ込み事が順調に進み、昼過ぎには終わる。
そう思っていたが………何故か客足が減るどころか逆にどんどん増えていく。
しかも、男限定でだ。
まぁ、理由はわかってるんだけどさ…
桃子さんと忍というレベルの高い美人だけでも注目の的なのに、そこからさらに見慣れない美女(片方は男)が増えたらそりゃぁ来るな。
女子の噂話は一瞬で広まるけど、男子にもそれは該当するってことを思い知ったよ。
正直、たまたま美由紀(桃子さんの娘)が携帯の留守電を確認して大急ぎで三人揃って帰ってこなければヤバかった。
溜まったストレス(主に視姦)を発散させるために「お帰りなさい恭也♪」と言いながら跳び蹴りをした俺は悪くないと思いたい。
「…ところで鏡也」
「やん、今はキョウコって呼べって言っただろう恭也」
「………何でお前は女性用の制服を着てるんだ?」
「似合うだろ♪」
「……まあ、似合ってるな」
ああ、言い忘れてたけど俺が着ているのは虚と同じく女性用の制服だ。
因みに、スカートの色は紫で虚は水色だ。
「……何で私の制服サイズ大丈夫なのよ」
[ポム]
「気にしたら負けよ忍」
なにやら怨みがましい視線を感じるがオール無視!!
[カラン]
お、新たなお客さんか
「いらっしゃいませ、翠屋へようこそ♪」
「あら?」
「ありゃ?」
来たのは亜麻色で長い髪の女性……なんだけど、この人どっかで会ったような……
「あら、フィアッセ!!」
「やっほ〜桃子、来ちゃった♪」
桃子さんの知り合いってことは前にここに来た時に見かけたのか?
ん〜〜〜………………あ!
「思い出したあの時の」
「通りすがりのタヌキさん!!」
相手も同じタイミングで思い出したんだろう。
あの時の仮称で呼んできた。
「知ってるのキョウ?」
「ほら、前にイギリスに行ったことあるだろ」
「……ああ、急に本場の紅茶を飲んでみたいとか言って学校サボって行ってたわね」
「その時に色々とね」
「あのときは助かったわ。ありがとね♪」
「いやいや、こっちも美味い茶葉を教えて貰ったからお互い様さ」
「…で、なんで“通りすがりのタヌキ”なんだ?」
「いや〜変装グッズがたまたま狸のきぐるみしかなくて///」
「なぜきぐるみを持ち歩く。そして照れる要素がどこにあった?」
つれないな〜恭也は
「みんな〜、お喋りもほどほどに仕事に戻って〜!!」
「「「「は〜い」」」」
さて、頑張るとします
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