第九章
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。山口の名を聞いたからであった。
この時近鉄にも山口がいた。山口哲治、この年二年目の若手である。だがこの年大車輪の活躍をし防御率は一位であった。速球と抜群のマウンド度胸を持っていた。西本は彼のその気の強さを買ったのだった。
「おい、山口で大丈夫かいな」
客席で誰かが言った。
「ああ、幾ら何でもこの場面はやばいやろ」
そして別の者が相槌を打った。この絶体絶命の時には流石に荷が重いと思ったのだ。
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