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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第39話。変人の使い魔。
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れなんよ」
「なるほど。ニイさんと相性バッチリなんだね」
「何故そうなるし」

舞弥姉ちゃんも姉ちゃんも起きてきてみんなで朝食。シロちゃんは食べ終わったら部活に向かった。

さて、今日はどうしようかの?一日中暇やし、午前中凛ちゃん家に行って、午後はアルと買い物行くか。

そう思っていたらピンポーンと呼び鈴が鳴る音が聞こえる。

「誰〜?」
「さぁ?今、舞弥が出てるわ。」

姉ちゃんに聞くとそう返答が返ってきた。

「晋吾。」
「誰やった?」

舞弥姉ちゃんが対応から帰ってきたようだ。

「お前にお客さんだ。」
「俺?だれ?一成か?」
「シオン・エルトナム・アトラシアという少女なんだが、知ってるか?」
「シオン?」





「お久しぶりですね晋吾。」
「久しぶりやねシオン。2年ぶりか?」

抱きしめられて頬にキスされた。ヨーロッパ式の挨拶か。慣れんな。変な感じがするわ。

「18ヶ月と26日6時間14分37秒ぶりです。」
「こまけぇよ」
「晋吾・・こうして再び会える日を心待ちにしていました。」

再び抱きしめられる。な・・に・・・・?アルなみの戦闘能力だと?

「いつまで抱き合ってるのよ」

姉ちゃんにツッコまれた。下心を感じ取られたか?恥ずい。

「ハッ、すみません晋吾。つい・・」
「なに、気にすんなや。」
「・・・・それにしても晋吾、大きくなりましたね。」

お前モナーと言いかかって飲み込んだ。なんやろ俺?溜まってんだろか?

「成長期ですから。」
「大きくなりすぎよ。」
「・・なんや姉ちゃん。妬みか?」
「・・・・なんですって?」
「なんでもないです。」

すぐさま土下座しました。姉ちゃん怖い。





落ち着いたところ、舞弥姉ちゃんにお茶を入れてもらってシオンを歓迎。

「しかし、よく来たなシオン。」
「ええ。日本に来たら、まっ先にあなたの下に訪ねようと思っていました。」

ふと疑問に思ったんだが、どうやって俺の家を突き止めたんだ?・・まぁ、シオンの能力を持ってすれば余裕か。

「日本には何しにきたんや?観光かい?」
「いえ。・・実は、未だ『タタリ』を追っています。」
「タタリ?何よそれ?」

姉ちゃんが疑問を口にする。

「確か死徒二十七祖だったかの?」
「また二十七祖!?あんた死にたいの!?」
「アホ抜かせ。俺が死ぬとかねぇわ」
「そうですね。晋吾が死ぬ確率は限りなく0です。」
「落ち着くのよ私。晋吾を常識で語ってはいけないわ!」

流石姉ちゃん。俺のことよくわかってんじゃねか。


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