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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos17リンドヴルム〜Collector of The Lost Logia〜
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が好きだ、使うのが好きだ! 歴史の遺物、文明のなれの果て、過去を知る導、現在を狂わす毒、嗚呼、素晴らしき哉、古代遺失物ロストロギーーーア!!』
ミスターの声高らかな演説を聴いたヴィータちゃんが『なぁ、みんな。コイツ、さっさとぶっ潰した方が世界の為じゃね?』ミスターのモニターに向かって“グラーフアイゼン”を突き付けた。ルシル君もシグナムもシュリエルも『ああ』って頷いてそれぞれ対峙している私兵にデバイスや拳を突き付けた。
『では始めよう、諸君。リンドヴルム第6小隊ドラゴン・スケイル。私の為、己が為、死線に狂い、勝利に狂い、敗北に狂え。さぁ、戦闘開始だ!』
『『『『サー・イエッサー!』』』』
ミスターの通信モニターが消える。と同時に4人の私兵が纏っていたローブを脱ぎ捨てた。3人が男性で、1人が女性。そして手ぶらだったのが、今ではそれぞれ武器のような物を携えていて。ルシル君と対峙していたのは女性。その女性が持っているのは、裸体を晒した綺麗な女性の石像というか棍棒?で、石像が立つ台座には柄があってそこを持ち手にしてる。それと首から提げた小瓶。形状からして香水のような物。
シグナムと対峙している男性が持っているのは、黒い鞘に収められた一振りの剣、それだけ。ヴィータちゃんと対峙している男性が持っているのは、一振りの無骨な、だけど綺麗なバラ色の剣。シュリエルが対峙している男性が持っている、というよりは装備しているのは周囲に浮いている4枚の楕円形の盾。武器は持っていない。
『各騎、注意しろ。予想通り全員、ロストロギアで武装しているぞ!』
ルシル君から思念通話。ロストロギアを使ってくるかもしれない。ルシル君からリンドヴルムという連中が何なのかを聴いた時、それも一緒に私たちに伝えられていた。まさかとは思っていたけど、収集したロストロギアを私兵に渡すなんて。懐の広い収集家だわ。
『ランサー。連中のロストロギアの効果、判るか?』
『すまない、どれも判らない。ただ、まずい気はする。ヒーラー。万が一の時は旅の鏡で配置換えを頼むよ』
『ヤヴォール、ランサー』
こうして私たち守護騎士ヴォルケンリッターは、私たち“闇の書”を狙うロストロギア収集家、ミスター・リンドヴルムの私兵と戦う事になった。
†††Sideシャマル⇒ヴィータ†††
あたしらを狙ってやって来たリンドヴルムの魔導師、それか騎士。はやてやあたしらの未来への路を妨害する壁。だったら「打ち壊すっきゃねぇよな。なぁ?」あたしと戦うことになる男を睨む。ソイツはニタァッと気味の悪ぃ笑みを浮かべて手に持ってる剣を振り上げながら「はじめまして、守護騎士。そして、さようならだ」そう言った。ゾワッと嫌な感じがしたから慌てて奴から距離を取る。
「蹂躙を開始しよう」
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