暁 〜小説投稿サイト〜
Ghost trick
瞬間泥棒

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―レストラン―

『オジサン。パンケーキ』

店主「はいよ」

カウンター越しに注文を聞いた店主は、厨房に伝える。

『この島、全然海賊居ないね』

店主「まぁ、此処は白ひげ海賊団の縄張りだからな」

『ふーん』

周りを見ても、殆どの客が一般人だった。

『平和だね』

安心したムウマは、珍しくフードを脱ぐ。

店主「まぁな(笑)」

そして、注文の品をカウンターに置いた。

店主「けど…。最近不気味な事件が続いてるらしい」

冷や汗を流しながら、店主は新聞の記事を見せる。


<〇〇海賊団滅亡!?船員達の行方分からず!!>

<夏島で凶悪殺戮事件!!犯人の目的は!?>


そこには、彼女が起こした事件が大きく話題となっていた。

店主「政府は、海賊の仕業だと思ってるみたいだ」

『ふーん…』

店主の話を軽い気持ちで聞き流すムウマは、暢気に食事を続ける。

『けど、もしその事件を起こした犯人が、










海賊じゃなかったらどうする?(妖笑)』

不気味な笑みを浮かべるムウマに、店主はギョッと驚く。

『…冗談だよ(笑)』

しかし、直ぐに子供らしい笑顔を見せる。
そして代金を支払い、フードを被り、店を後にした。

神様「何であんな事言ったのさ」

すると、彼女の隣にリュークが現れた。

『別に。唯何と無く』

神様「尻尾捕まれるよ」

『誰も子供が殺ったって分かんねって』

リュークの忠告に、耳を傾けない吹雪。


すると―


?「ファイア!!」

何処からか、カメラのシャッター音が聞こえた。

to be continued


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