第六十話 時計塔その二
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中でそのオールバックのゴロツキの様な主人公の目に犯罪者に行う黒い目線を入れつつ話す。
「返すわよ」
「そうだぞ、その意気だ」
「タチの悪い人にどうするかもお店をやっていくことで大事だからね」
「愛実も強くなって何よりだ」
「頼もしくなってきたわね」
「そうですよね、愛実ちゃん凄く強くなりました」
聖花から見てもだった、愛実は強くなった。それでこう言うのだ。
「じゃあ私も法律のこと勉強して」
「そういう相手に勝つ様になるのね」
「うん、そうなるわ」
こう愛実に答える。
「それでお店やっていくから」
「頑張ってね、聖花ちゃん弁護士になるのよね」
「お店第一だけれどね」
それを目指しているというのだ。
「やっていくわ」
「法学部ね」
「そう、八条大学法学部受けるから」
そこで法律を学び弁護士になるというのだ。
「頑張るわ、お勉強もね」
「ううん、私は法律とか苦手だから」
愛実は店のことに関する法律は覚えようと思っている、しかしそこまではというのだ。話しながら様々な野菜をこれでもかと入れた鍋の中身の様な味噌汁を飲みつつ言う。
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