暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX〜鉄砲水の四方山話〜
嵐の前の静けさ編
ターン1 鉄砲水と伝説のHERO
[5/9]

[1] [9] 最後 最初 [2]次話
殊召喚して、相手のカードを1枚破壊する!」

 白銀のスナイパー 攻1500

 清明 LP200 手札:2
モンスター:ペンギン・ナイトメア 守1800
      白銀のスナイパー 攻1500
魔法・罠:なし

 十代 LP1900 手札:0
モンスター:E・HERO バーストレディ 攻1200
魔法・罠:1(伏せ)

「そして僕のターン。ペンギンを攻撃表示にしてフィールド魔法、忘却の都 レミューリアを発動!このカードはウォーターワールドよりも攻撃力の上がり幅こそ小さいけど、攻守まんべんなく強化できる。さらにペンギン・ナイトメアが表側表示の時、自分フィールドの表側水属性モンスターの攻撃力は200ポイントずつアップ!ま、このスナイパーさんは地属性だからどっちも関係ないけどね」

 ペンギン・ナイトメア 攻900→1100→1300 守1800→2000

「バトル!えーとユーノ、攻撃するときは攻撃力の低い方からがセオリーだったっけ?」
『んなもん俺に相談するなっての。ただ、それはゴーズ警戒する時の対処法だぜ』

 ちょっと不安になったので聞いてみる。確かそう習ったような気がするんだ。習ったといっても授業は寝てることが多いから、稲石さんのテスト前に受ける赤点回避用の個人授業か三沢に宿題を聞きに行った時のことだろう。

「バトル、ペンギン・ナイトメアでバーストレディに攻撃!」
「んー、惜しいけどしょうがないな。トラップ発動、異次元トンネル−ミラーゲート−!」

 急に目の前の空間がぐにゃり、とねじれ曲がると、なぜか僕の目の前にバーストレディが立っていて十代の側に立っているペンギン・ナイトメアが攻撃してきて……あれ?故障?

「ちょっと中断しよっか、十代。デュエルディスクなんて複雑なもの直せるかどうかわかんないけど」
「いやそうじゃないぜ!?これがミラーゲートの効果で、このターンのエンドフェイズまで攻撃を受けた俺のHEROと攻撃してきたお前のモンスターのコントロールを入れ替えるんだよ」
「っ!?」

 あっぶな!セオリー通り……では別にないみたいだけど、とにかくこっちから先に攻撃してよかった!今のでスナイパーさんの攻撃から入ってたら戦闘ダメージで敗北確定じゃん!

 ペンギン・ナイトメア 攻1300→E・HERO バーストレディ 攻1200(破壊)
 清明 LP200→100

 さて、とりあえずライフが100だけ残った今どうするべきか。一応スナイパーさんに攻撃させればナイトメアを倒してわずかながらのダメージが通せるけど………。

「ここで攻撃してもちょこっとしかダメージも通せないのに、僕に自分のモンスターを攻撃しろっての?冗談じゃないよ、それにミラーゲートの効果はエンドフェイズまでしか
[1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ