ストライカーズ編!
人間やめてる
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そり持ってきてた極細ポ○キー食べよ。
「先に言うけどあげないよ?」
「大丈夫、俺トッポ派だから」
速報。慎吾は裏切り者。
椅子の上で体育座りをしながらポッ○ーをサクサク貪る。
六課の制服スカートだけど気にしない。
ポッキ○のくせにポキッって音があまりしないけど気にしない。
あれ、だったらトッ○ってトポッて音がするのかな?
しないよね。
さっきコッチ見ようとしてた慎吾が思いっきり目をそらした気もするけど、気のせいだよね。
「・・・美愛、行儀悪い」
「ふぉんふぁふぉふぉふぁふぃふぉー」
訳 そんなことないよー。
また暇になったから○ッキー加えながらぐるぐるする。
気持ち悪くなったから停止。
「さて、微調整も終了。あとなにか頼まれてたっけ?」
コッチを見ずに言う。
慎吾こそ行儀わるーい。
「ふぉふふぃふぃふぁふぇふぇふぁふぁっふぁふぉふぉふぉふ」
訳 特に言われてなかったと思う。
「何言ってんのかわかんねぇよ・・・。しかし、ならすることなしで暇だなー」
なんだかんだ言いながら理解している慎吾って凄いと思う。
「んぐ。なら私たち以上に暇そうな人のとこに行ってみよっか」
食べ終えたポ○キーのゴミを捨て、私たちは部屋を出た。
あ。
そういえば精密機械弄ってるとこで飲食ってダメじゃね?
あのあとゴミ箱に捨てたゴミを回収し、廊下にあるゴミ箱に捨て直してから病院に行く。
昨日も今日も、結局行っていないなーとか考えながら廊下を歩いていると、自販機近くにエリオとキャロを発見。
「なにやってんのー?」
背後からそーっと近づいて話しかけると、二人は悲鳴を上げて距離をとる。
少しだけ傷ついた。
背後から聞こえる自業自得だ、という言葉にもちょっと傷ついたから脇腹チョップ。
ぐぇっという声が聞こえてちょっとスッキリ。
「あ、ああ、美愛さんと慎吾さん」
「ちょっと温かいものを買いに来たんです」
エリオとキャロが言う。
その場にスバルとティアナがいないし、たぶん二人に上げるものだろう。
あとスバルが暴走したって話も聞いたし、ふたりっきりにしてあげたんだろうと推測する。
「あれ、二人ってスバルのこと知ってたっけ?」
慎吾が空気を読まずに尋ねる。
「ついさっきご本人から聞きました。スバルさんのこと」
私も六課に入るときに聞いたのだが、スバルは普通の人間ではない。
そもそも、人間なのか判断が付きにくい立場。
スバルとギンガの母親であるクイントさんの遺伝子から生まれたクローン。
そしてその身体に埋め込まれた機械。
いくら友達だからといっても、なかなか言いにくいことだった。
「そろそろ僕たちは病室に戻りますね」
エリ
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