第36話。変人と月入りの時。
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なさい。私が不甲斐ないばかりに・・あいつを調子に乗らせてしまったのよ」
「そんな、そんなことないですよ遠坂さん!信じてますから!頑張ってください!後、僕の名前埼玉です」
女神を崇めるかのように膝立ちで凛ちゃんを見る上野のこと埼玉。その姿はとってもアホに見えます。
そんな謎な気合の入った教室でテストを受け、数日後、運命の返却日。
凛ちゃん、オール満点。大変良くできました。
俺、オール満点。いつも通りで御座います。
「「「「「「おぉおおおーーー」」」」」」
クラスメイトから感嘆の声が漏れる。壮観らしく、新聞部と写真部が態々写真をとってる。
「やるのぉ凛ちゃん。ずっと休んどったのにスゴイやないの」
「まぁこんなものね」
流石の凛ちゃんも得意気。フフンッと胸を張る凛ちゃんが微笑ましいです。
しかし、凛ちゃんはいつ気づくんだろうか?
凛ちゃんが勝つためには、凛ちゃんがどれだけ頑張ろうが、俺が100点以下を取る必要があるんだけど・・・・
・・・・まぁ、いつものウッカリですねぇ。
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