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ロザリオとバンパイア 13RIDERS
バンパイアと仮面ライダー
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そう言いながら 砕蔵は腕を変化させていた






そしてこちらは砕蔵から逃げてきた三人
『びっくりしたねー 月音と真司は大丈夫?』
『あ うん平気』
『俺も全然大丈夫だ』
モカは心配だったのか二人に聞き 二人はモカを安心させようと答えた



そして学園見学の続きをしていると
『見て月音 真司 ここがこれから生活する学園寮だって!』
そう言いながらモカが
指差したのは まるで廃屋にも見える建物だった
『こ こんなとこで三年間も生活するのかな 嫌だなー』
月音は苦笑いしながら真司とモカに話しかけた すると
『素敵 威厳と風格のある建物』
『なかなか カッコいい学園寮だな』
モカはうっとりしながら 真司は興味津々に学園寮を眺めていた
『嘘!? 二人ともしゅみ変わってない!?』
月音は当然突っ込んできた
『あれ?月音ってこーゆーの苦手なの?妖怪なのに そういえば 月音と真司って何の妖怪?』
月音はいきなり冷や汗がでてきて 真司はいたって冷静だった
『月音はまた今度にしたら? 元々正体ばらすのって校則違反だしな でも俺は教えてもいいよ』
この真司の発言に 月音は一瞬で安心していた
『本当?ありがとう!それじゃ月音にはまた今度教えてもらおうかな』
『それじゃ 俺はね 仮面ライダーなんだよ』



これで 校則違反は二人目だね





『仮面ライダー? 聞いたことないけど どんな妖怪なの?』
当然モカは首をかしげていた そりゃそうだよな 仮面ライダーなんて種族 元々原作にも出てこないし 何しろ妖怪じゃないんだもんな

『ごめんな どんな感じなのかは見せることが出来ないんだ それを言うんなら モカだって本当にバンパイアなのか?』

『あっそれは僕も気になる
『うんもちろん 今は確かに人間っぽいけど この胸のロザリオを外すとね コワーイ本物のバンパイアになるんだよ』

なるほどと思ったが真司には疑問があった
『でもなんで ロザリオをつけてるんだ? バンパイアの弱点なのに』
それは月音も思った ロザリオが弱点なのは とめとても有名だからだ


『実はね 私は元々争いとか嫌いだから 自分からロザリオをつけて
バンパイアの力を封印してるんだ』
『なるほど 納得』
真司はあっさりと納得したが 月音は別の事が気になっていた

(本当なんだ モカさんてこんなに優しくて可愛いし 真司は俺と仲良くしてくれる唯一の男子なのに 本当に人間じゃないんだ)

『あっでも力を封印しても 血は欲しくなっちゃうんだけどね』
そう言いながらモカは月音と真司に近づいてきた そして真司は月音を捕まえていた
『月音の血をどうぞ』
『( ; ゜Д゜)! ちょっとなにするの真司
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