暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣~兄と私とFクラス~
番外編俺と翔子と如月グランドハイランドパーク
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
なもんは無理なんだよ!!」
「何だ?テメェーは?」
「如月グランドハイランドパークの案内係責任者兼如月グランドハイランドパークそう責任者だ」
「責任者ならどっちが正しいか分かるだろ!!」
「ああ分かるさ少し待っていろ」
そう言うと一真はどこかに連絡を始めた。
「申し訳ありません如月グループ総責任者補佐である如月鈴よりあなた方二人の入場を取り消すことが決定しました。勿論料金はお返しします。」
「はぁ?!なんだよそれ」
一真の一言に反論する不良だが警備が来た瞬間黙って外に出ていった。何かされなきゃいいけど…………。

写真を撮りぶらぶらと歩く。途中明久と姫路に進められお化け屋敷に来ていた。
「にしても特になんもないな」
「………怖がらせるならもう少し何かしてほしい」
入ってから五分たつが何もない……すると少し何かの声が聞こえてくる。多分聞こえるはずのない俺の声が聞こえるったやつだろう。たしかにこれは………
『翔子より姫路が好みだな胸大きいし』
…………これはたしかに怖い。俺は恐る恐る翔子の方を見る。対する翔子は……
「……雄二浮気は許さない」
怒ってないと思って前ぶりを入れたがやっぱり怒っていた。そして翔子の周りにいろんなものが落ちてくる確かに怒っていてもこれなら………
釘バット
……逃げるしかない 。

しばらく逃げたあと俺と翔子はいよいよ今回の目玉イベントに来ていた。ウェデイング体験。このパークに来たカップルを結婚させて幸せになるって言うジンクスを作ろうとしているらしい。まっどうせそれも本当になるしな。俺は………あ、いや何でもない。
「……雄二」
しばらく待っているとウェデイングドレスに身を包んだ翔子がいた。キレイ…… 凄く似合ってる。
「あ、その、なんだ……似合ってるぞ」
「……雄二!!」
翔子は俺に抱きついてくる。俺はかわさず抱き締める。

その後イベントは終わり俺と翔子は着替えて帰っていた。でも翔子は少し寂しそうだった。ウェデイング体験は本当に少しの時間だけ……終わったら残ったのは最初の写真だけ……俺はそんな翔子に如月に頼んで貰ったあるものを渡す。
「……雄二!?」
「せっかくの思い出なんだこれくらいいいだろ」
ウェデイング体験で翔子が身に付けていた、ウェデイングベール。これを受けとると翔子は笑顔で俺に抱きついてくる。その笑顔が可愛かった。今回の件明久が如月たちに頼んでしたことらしい。アイツには借りができたな。そう思いながら俺達は家に帰った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ