3話
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赤い指輪だが、施されている装飾はフレイムリングよりも多くなった『フレイムドラゴンリング』。
『帝王だと……気に入らんな。オレを差し置いて龍の帝王などと名乗るなど……』
心の中に聞こえる声……『ウィザードラゴン』の声なのだろう。内心で『お前はドラゴンのファントムだろう』とツッコミを入れたい気分だが、
『小僧、今だけ力を貸してやろう。どちらが真の最強の龍なのか、奴に教えてやれ』
実際、ウィザードラゴンに力を貸してもらえないためか、ドラゴライズのリングでの実体化(アンダーワールド外でも出来るらしい)やドラゴンと融合したスタイルへのチェンジは出来なかったが、許可は出た様子だ。
「見せてやるよ……オレの『ドラゴン』の力をな」
《フレイム! ドラゴン!》
ウィザードWが魔法陣を潜り抜け、その周囲をウィザードラゴンの幻影が踊る。
《ボー! ボー! ボーボーボーボー!》
ドラゴンの幻影と一つになったとき、ウィザードの姿が新たなものに変わる。頭部には二本の角『エクスドラゴロット』、両肩には封印石『グランマジェスティ』が追加され、胸部はウィザードラゴンの頭部を模した装甲『スカルキュイラス』に変化し、全体的にフレイムスタイルの時以上に赤が目立つ姿。
「またコロコロ変わりやがって!」
「悪いけど、結構大量に姿が有ってな。改めて、仮面ライダーウィザード・フレイムドラゴン。さあ、ショータイムだ!」
己の新たな姿の名を層宣言する。
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