第四幕その九
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言葉です、透き通った身体を隅から隅まで見回しています。
「いつも身体を磨いているわよ」
「だからそんなに透き通っているんですね」
「ガラスはいつも綺麗にしないとすぐに曇ってしまうでしょ」
「はい、本当に」
「だからいつも誰かに洗剤と柔らかい布で拭いてもらってるの」
「それで綺麗なんですか」
「そうよ」
それでだというのです。
「この脳と心臓もはっきり見えるのよ」
「何か水晶みたいですね」
「水晶に負けないわよ」
綺麗さではだというのです。
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