旧友とお菓子
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ものができた。見た目も悪くないし、我ながらいい出来だと思う。
簡単に皿に盛り付け、二人のところへ戻る。
「完成したぞー」
「ありがとです、先輩!さすが私たちの中で唯一、料理スキル持ってただけはありますね」
すぐにレナが待ってましたとばかりに食いついてきた。
「まあ、色々作らされたし。俺が作れないようなものまで、簡単に要求されてたしな」
興味単位で作ってみたらよくできたから、レナにも渡そうと思って持ってきたのがそもそもの原因だったような。結局、いいほうに転んだからよかったけどさ・・・
「それはご愁傷様です。で、なに作ったんですか?」
「マカロンだな。短時間で作れるもので、今手持ちから作れるのが、これ位しかなかった」
「ふぇ!?マカロンですか?」
シリカも興味津々になって聞いてきた。現実世界では身近にあったお菓子だけど、この世界ではレシピとして見つかっていない食べ物だしな。
俺は、手にしていた皿をテーブルに置いて、さらにアイテム欄にストックしてる飲み物を数種類出す。
「さて、召し上がれ。飲み物は好きなの飲んでくれ」
俺たちは簡単なお茶会を始めた。
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