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テイルズオブエクシリア〜転生者はイレギュラー〜
第2話 研究所
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精霊であるウンディーネは僕の周りに水の膜を作り、僕は呼吸できなくなった。


く、苦しい!



〜ジュードSIDE OUT〜





〜レオンSIDE〜


ジュードもアホだな。黙っていればよかったのに


「ぐっ? ごほ!」


息ができずに苦しんでいるな。


「静かにしてほしいと頼んだつもりだっだのだけど……」


「ミラ、彼が何か言っているぞ」


「?」


ミラは俺の言葉を聞き、ジュードを見る。


「ん? 静かにするか?」


ジュードは首を振り、わかったっと言っている。


ミラは水の膜を解除させると、ジュードは解放された。が、


「ゴホ! ゴホ!」


水の中で息ができなかったので咳き込んでいた。


「咳は……ま、大目にみよう。君は、そこで何をしていた?」


「君、正直に話した方がいいぞ?この人、変な返答したら大変な目に遭うぜ」


俺がそういうと、ジュードは怯えたが、言った。


「…………しゃべっても?」


そういうとミラは小さく頷いた。


「僕は、その、ただ落し物を拾おうとして……」


そういいながら、単位表を出して見せようとするジュードを無視し、俺とミラは歩き始めた。


「何するつもり?すぐに警備員が来るよ」


ミラはそんなことを聞きながらもいう。


「なので急いでいる。君は早く帰るといい」


「そうそう。こんなところにいるのを見つかったら不審者として間違えられるよ?」


そういい、俺とミラは研究所の排水路の中へ。









中にはいった俺達は歩きながら話している。


「ああ、周辺の微精霊たちも気配がばったりだ」


「そうだな。しかも、それと同時に感じた異常な力が精霊達を吸収しているであろう源がここにあるんだろうな」


「何故人は世界を破滅に向かわせるような力を求めるのか。黒匣(ジン)が無くとも生きていけるというのに……」


ミラがそういうが、


「力があるものはより力を求める。弱きものも同じだ。力を求め、自身を強者にしたいんだろう。一回その力に魅入られればその力を手放すことができなくなる。人間と言うのはそういうものだ」


と俺が言う。


「しかし、レオン。お前は違うだろ?お前の力は数年間の旅で鍛え上げたものだ。人間であるのに四大と戦って勝つなど……お前ぐらいなものだろうな」


「だろうな。………さて、こんなことをする奴らはやはり…」


ミラが頷く。


「ああ、やつらの仕業だな」


ミラは四大達と話しながら言う。



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