〜劾改めまして、レオン〜
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ういうと男性はいう。
「む、無理だ!!私のいる村には戦える人は……戦えるお方はお一人しかいない!!」
「だったら、その戦える人を呼んで来い!死にたいのか!!」
「ヒ、ヒイィィィィィ!!」
男性は悲鳴を上げながら走り去っていった。
さてっと……
俺は腰にしまってあった剣を構える。
「さぁって、この世界に来て、初の戦闘だな。今俺が使える技は分かっているし……時間を稼ぎますか!!」
そういい、俺はモンスターの群れへと走っていく。
「いくぞオラァ!!蒼破刃!」
バシュン!
剣からエネルギーの塊をモンスターの群れに目掛けてはなった。
蒼破刃は敵を貫通する技であるため、先頭にいた者の後ろにいたモンスターは消え去った。
「閃いたぜ!蒼破追蓮!」
バシュンバシュン!
俺は頭に浮かんだ技を使ってみると、連続で蒼破刃を放った。
『ギャォォォォォォ!?』
『シャシャシャ!?』
『ウッキィ!?』
一気に仲間をやられて驚くモンスター達を背に俺は、
「続けて喰らえ!スプラッシュ!ファイアーボール!」
空中からの水圧、飛んでくる火の玉などがモンスター達を飲み込んでいく。
「おお、しっかり使えるな!にしても、このオリジナル的なスキルは何だ!?」
俺は頭に浮かびあがるスキル名に驚くが、問題ないかと納得して戦う。
「さあ、戦いは始まったばかりだぜ!俺を満足させろよ!!」
俺は剣を強く握りしめ、
「ウオォォォォォォ!!!!」
モンスターの群れへ走り出した。
〜レオンSIDE OUT〜
〜?SIDE〜
ふぅ、今日も無事に破壊できて良かった。
私の名はミラ。ミラ・マクスウェル。私はいつものように精霊を殺して使う奴ら『アルクノア』が黒匣(ジン)を使い、私を殺そうとしていたが、私は逆に返り討ちにしてやった。そのまま、私はニ・アケリアに戻ってきたが、何やら騒がしいな。何か、あったのだろうか?
「あ、ミ、ミラ様!」
「どうかしたのか」
私に近づく男。その男は何やらソワソワしているが、どうしたのだろうか。
「じ、実は、ニ・アケリア参道にモンスターの多種類の群れが来ていまして、そこで偶然倒れていた子が私を逃がすためにモンスター達と戦っているのです。どうか、ミラ様のお力でそのものをお助けください!」
「ふむ…」
それは困るな。私は別にシルフの力で飛んで社に戻ればいいが、この村の者たちにはそれができない。しか
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