幕間+アリッサ:妖精の慰み ※エロ注意
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こで、或はどこか別の野外で姦しき行為をしたらどうなるのだろう。
「ああぁぁっ!!」
背筋がぞぞぞと痙攣のように震えた。一度遠ざかった絶頂への梯子が急速に引き戻されていくのを直感する。野外で浅ましき行為をする事に、アリッサは悦びを覚え、騎士の名誉を何とも思わぬ低俗な行いに完全に『目覚めて』いた。
これまで以上の快感の波が迫ってきた。がくがくと身体中の筋肉がその到来に備えて引き締まっていく。虚像から目を離して緑のアーチを仰ぐ。心に残ったほんの一抹の理性が安定剤を欲していた。その純朴な思いを灰燼に帰すかのように、両手が女陰を激しく責める。
「いっくっ!いくいくいくっ!!嗚呼、ああっ、ケイタクっ!私をぉ....!」
もう狂ってしまいそうであった。梯子の足が理性を蟻かなにかのように潰した。本能がそれに手をかけて、凄まじい速さで昇っていく。景色が明滅して身体が震えだし、喉元から心からの声が毀れ出した。
「イ....くぅっっ....!!」
二本の指がクリトリスを潰しながら、強く膣内へ突き刺さったのが決め手となった。アリッサは瞠目し、声にならぬ悲鳴を口から溢れさせる。骨が無くなったかのように身体が震え、腰砕けとなりながらも立位を維持し続けた。この快楽の後にくる余韻の存在を無意識に求めているかのようだ。
待ち望んでいた高々とした絶頂を迎えた。彼女の息は大きく乱れ、喉は渇きを覚えている。胸を上下させながら雲を仰ぎ見る。発奮のせいで涙が林檎のような頬を伝っており、視界はややぼやけていた。
ねちょりと、指が卑猥な音を言わせながら女陰より抜かれた。まるで雨にでも遭ったかのように両手はびしょびしょだ。脚部には数えるのも億劫なくらいの雫が伝い、草を濡らしている。秘所に至っては、言及するのも愚かしくなる程だ。
雨後の快晴のような余韻に浸ろうとした瞬間、絶頂を覚えた筈の膣がむずむずとし始める。下腹部の奥から、何かが下りてきた。
「....え、うそ」
その感覚をアリッサは日常的に経験している。ゆえに狼狽する。放埓な事をして、それに匹敵するほどの放埓な事をしてしまうというのか。
ぞくぞくとそれが下りてくる。我慢したくなったのか、物乞いのごとく両手が顎の近くに構えられた。しかしそれを実行するには筋肉も理性も緩み切っている。やがてそれは愛液だらけの膣部を通り過ぎて、まさにその先から放たれんしていた。
「なんで、うそ、ま、待ってっ、待っーーー」
虹のごとく放物線を描いて放たれる。無情であった。じょろじょろと川面が音を立てた。アリッサは意味の分からぬ身体の反応に途惑い、そしてそれ以上に昂揚感を感じる。非常識な事をしているというのに、性器は快楽を感じてしまい、小さくもまた絶頂を迎えたのである。
性器から小
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