暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
エピローグ〜After Day〜
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キロメートルを消し飛ばすことが出来る」

ユキリア
「1000万ですか!?」

シャル
「私とルシルが今回の契約で最初に召喚された世界・地球、そのカナダって国を丸ごと破壊しつくせるのよね〜」

5th・マリア
「カナダという国は知りませんが、1000万というのは最早人間に出せる破壊力ではありませんよね」

6th・雪姫
「どうしてこのようなとんでもない魔術を?」

ルシル
「その当時、1300万平方キロメートルほどの体を持つ敵がいたからなんだ。自我を持つ広大な砂漠でね。ネブソノフスという魔族だったんだが。ソレを斃すには必要だった。しかし使う前にネブソノフスは死に、大戦も終わってしまった」

シャル
「使わなくて正解だよ。ネブソノフスどころかその世界に大きな爪痕を残す。それに使えば、ルシルは数年の間、魔術が使えなくなるって副作用があるだから」

5th・マリア
「ルシリオン様。テスタメント状態の場合では、その副作用はどうなるのですか?」

ルシル
「テスタメントの干渉能力があるため、本来受けるべき副作用を無くすことが出来る。とはいえ、さすがに連発など出来ないし、そう易々と使うつもりはないよ」

6th・雪姫
「それが良いかと思います。強大ゆえに使い処を誤ってしまえば、取り返しのつかないことになりますから」

ルシル
「そうだな。肝に銘じておくよ」

9th・優斗
「あのー、ルシリオン、シャルロッテ、マリア、雪姫。そろそろ座に戻ってくださーい」

2nd・ティネウルヌス
「さっさと戻れー。戻らねぇんなら、俺がすべてやっちまうぞっ」

シャル
「もう時間切れみたいだし、シャルシル先生の魔法術講座・最終回はこれにて終了です。
今までのご愛読、ありがとうございましたっ!」

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