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貯蔵能力を持つ赤龍帝
委員会議と作戦会議

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放課後、風紀委員室に俺、リインフォース、有里が集まった。

「第一回風紀委員会議を行います。まず、風紀を守るためにどんなことをすればいいでしょうか?」
「トンファーを所持する」
「ま、トンファー程度なら大丈夫だな。他には?」
「バカ(腐女子)を更正させる」
「残念なことに校則で更正できません。個人的には賛成だ」
「群れたら噛み殺す」
「ネタはもうやめろ」
「見回りの回数を増やすとか?」
「うーん、それも手だが見回り時間をランダムにした方が効果がある」
「世界の歪み(腐女子)を駆逐する」
「それ、前に俺がやったネタだから」
「やったのか・・・・・」

どうやら有里は転校の時の質問がそうとう嫌だったらしい。

「ま、風紀委員会議はこの辺にしてレーティングゲームの会議だ」

ピッとリモコンを押すとモニターが出てきた。

「次の相手は会長だ」
「委員長、会長の眷属の情報をお願いします」
「ああ、手元の資料を読んでくれ」

グレモリー戦で手に入れた情報が書いてある。

「匙元士郎のデータしかありません」
「それは、前回のゲームで一瞬でやられて情報を修得できなかった」
「なるほど」
「今回のゲームはどうせシトリーに有利になるように頭脳戦になるだろう」
「慎重に行こう、と?」
「いや、逆だ。こちらは人数が少ない。だから相手を見つけたら戦闘に移れ」
「なら、一誠はどうするんだ?」
「決まってるだろ、最初から動く」
「勝ったな」

俺が動いたら勝利確定ってなに?

「せめても安らかに眠れ」
「かわいそうに」

どういうこと?

「気になってたけど、邪王炎殺拳ってどの程度の完成度?」
「暗黒武術会の終盤ぐらいだ」
「なるほど、なら、スザクでいける」

ペルソナを使うつもりだ。

「使い魔は基本補助しか駄目なそうだ」
「カジャ系ディア系か」
「武器はOKだ」
「よし」

何を使う気だ?

「ジャック兄弟」

何故、それを選んだ?
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