転校と終わり(チャイム)
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夏休みが終わり俺は独立したので風紀委員を作り風紀委員長となった。
「どうも、転校生の有里湊です」
「イケメンキター!」
「木場×有里、グフフフ」
「むしろ有里×木場!!」
「いや、一誠×有里!!」
これだから腐女子は嫌いだ。
「っち、イケメンか」
「ここは美少女が来る流れだろ!!」
「いや、ハルヒ的には古泉位置のやつだ」
「なるほど、超能力者か」
いや、ペルソナ使いだけど(実際は使い魔を召喚しているだけです)
「はーい、質問、有里くんは彼氏がいますか?」
そこは、彼女というべきだろ。質問した奴は腐女子だな。
「バカか?」
あまりにバカバカし過ぎてキャラが崩れた。
「風紀委員として謝ろう。頭が悪いんだ。決して悪気があった訳じゃないんだ」
「あれ、なんか涙が」
「わかった」
「あれ、納得しちゃうんだ」
挨拶が終わり普通に授業が始まる。
「教科書貸して」
「あ、おう」
有里は元浜に有無を言わせず教科書を借りた。
普通なら「お前みたいなイケメンになんか貸すか」と言うはず。
授業が終わった。
「おい、元浜、なんで教科書を貸したんだ?」
松田が聞いた。
「お、おう、なんかものすごいプレッシャーを感じたんだ。そう、ハマーンのような」
「やつめ、ニュータイプか!?」
「マジでヤバいぜ」
「そんなにか?」
有里はのほほーんとしている。
「おい、イッセー知り合いか?」
「ん?ああ、友達だ」
松田と元浜は納得したようだ。
「イッセーの友達なら仕方ない」
「そうか、イッセーの友達なら普通だな」
「おい、俺の認識ってなんだ」
こちらを見てきた。
「チート超人」
「敵に回してはいけない人」
「わ、私の恋人////」
リインフォース、フォローしてくれようとしたのはわかった。
照れるならやらないでいいのに。
「っく、萌えちまった」
「っち、リア充め!!」
他の奴らも顔を赤くしていた。
『キーンコーン』
いいとこでチャイムが鳴った。
『カーン・・・・・』
「チャイムが死んだ!!」
「この人でなし!!」
松田と元浜だ。
「えー、座ってください。先ほどチャイムがご臨終なされました」
「チャイムの霊圧がきえた!?」
「なん・・・・・だと!?」
「よって新たなチャイムが来るまで目覚ましのアラームみたいな音で我慢してください」
チャイムが本当に死んでた(笑)。
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