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問題児と最強のデビルハンターが異世界からやってくるそうですよ?
Mission4・@ ~白い夜叉からの試練~
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夜までもが目を天にした。
一方で白夜叉はまるでこうなることを予測していたかのようにダンテに話しかける。
ダンテはめんどくさそうに死神……ヘル=プライド達を見て、白夜叉に要望した。
「BGMが欲しい。なんかないか?」
「おお、それだったら確かのう……あ、これだ。ついさっき道端で見つけたものじゃが、これでいいか?」
そういうと懐からカードを取り出した。
一瞬そのカードが光ったかと思うと、そこにある物が現れる。
『それ』を見たダンテは嬉しそうな表情を浮かべて近づいた。
「……こいつも巻き込まれてとはねぇ。でもよ、こいつコンセント繋がってねぇぞ、動くのか?」
「心配せんでも動くようになっとるわ」
「へえ、どういう仕組みで?」
「そこは企業秘密とさせてもらおうかの?」
「……はっ、まあ確かに、動くならどうでもいいな」
それは、ダンテの事務所に置かれているジュークボックスだった。
ダンテは天高く右手をあげると、嬉々として叫ぶ。
「This party is getting crazy!! Let’s rock!!(イカれたパーティの始まりだ! ハデに行くぜ!!)」
そして、ダンテはジュークボックスのスイッチを押した。
カチッ。
――――シーン。
……………カチカチッ。
――――シーン。
………………。
「ウラァッ!!」
ガゴォッ!!
スイッチを押しても起動しないジュークボックスを、ダンテは思いっきりぶっ叩いた。
「ちょ、おまっ……」と白夜叉が声を漏らしたが、ダンテは全く知らん顔。
ガガガ……と不気味な音が聞こえて、やがてジュークボックスは起動すると音楽を流し始める。
ダンテの好きなジャンル、ハードロックテイストのバックミュージックが流れ始めた。
音楽に合わせてダンテは足を動かし、テンションをあげていく。
「さてと……踊ろうか、クソッタレの悪魔ども」
そうしてダンテは、自分に襲い掛かってきたヘル=プライド達に声高に呼びかけた。
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