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問題児と最強のデビルハンターが異世界からやってくるそうですよ?
Mission4・@ ~白い夜叉からの試練~
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 日が暮れたころに噴水広場でダンテ達と黒ウサギ達は合流した。
 最初こそ機嫌よさそうに四人と出会った黒ウサギだったが、彼らからフォレス・ガロ≠ニのギフトゲームを行うという話を聞いたときには仰天。そして話を聞くたびにウサ耳が逆立ち怒りが募っていく。

「な、なんであの短時間にフォレス・ガロ≠フリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!?」「しかもゲームの日取りは明日!?」「それも敵のテリトリー内で戦うなんて!」「準備している時間もお金もありません!」「いったいどういう心算(つもり)があってのことです!」
「聞いているのですか四人とも!」

「「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています」」」」

「黙らっしゃい!!!」

 口裏でも合わせていたかのように四人は同時に同じ言い訳を放つ。
 もちろん黒ウサギは大激怒である。

「おいダンテ。おまえがさっさと来ないから終わっちまったぞ冒険が」
「文句なら俺らにつっかかってきたあのバカに言ってくれイザヨイ。むしろ俺はおめーが羨ましいよ、美人のウサちゃんと一緒にお散歩なんてよ」
「それもそうだな。悪かったダンテ、ここは黒ウサギの胸タッチで許してくれ」
「OK、そういうことならチャラにしといてやる。というわけでウサちゃんよろしく」
「本気で怒りますよ御二方ッ!!」

 いったいどこから取り出したのだろう、ハリセンを手に黒ウサギはダンテと十六夜の両者をはたこうとする。
 しかし十六夜はそのまま叩かれたものの、ダンテはそれを軽く避けてしまい、しかも胸へとその手を伸ばしてきた。間一髪で避けられたものの、あと少し反応が遅れていたら黒ウサギの貞操はこの変態銀髪野郎にもっていかれるところである。
 加えて叩かれた十六夜は一切痛がっておらず、ヘラヘラと笑ったままだからタチが悪い。むしろ叩いた黒ウサギの方がイラついてしまった。

「あーくそっ、あと少しでタッチできたのに!」
「触らせないと言ってるでしょうが! これまで二百年守り続けてきた黒ウサギの貞操を奪うなんてとんでもないのですよ!」
「俺も手伝うぞダンテ。あんな大口叩いた手前、自分が傍観するってのは性に合わねーからな。つーか俺にも触らせろ」
「そいつはいいなイザヨイ。まずは俺が右の胸。おまえは左だ、いいな?」
「よし!!」
「なにがよし、ですか御二方ァァ! なんでそういうことになるんですかもぉ―――――――――――――――――ッ!!」
「ヤハハハハハハハハハハ!!」
「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

 どこまでも言うことを聞かない異世界の問題児に、とうとう黒ウサギは涙目になって叫ぶ。
 その声に混じってダンテと十六夜の爆笑が響く。それぞれ一人ずつのときもそうだが、二人が
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