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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
乙 D
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かしいですねぇ・・・」
「はぁ・・・まあいいわ。」
飛鳥は若干呆れたように頭に手を当てながら、そういった。
「無事だったのだから、ひとまずよしとするわ。」
「早く帰ろ・・・」
「なんだかお騒がせしたみたいで・・・申し訳ありませんでした。」
「後で罰が待ってるからな、っと!」
一輝はそう言いながら、量産型妖刀で飛んできた刀を弾く。
「どういうことかな、団長さん?返答によっては、殺すぞ?」
「・・・あきまへんよ、お客様。まだギフトゲームは終わっとらんどす。」
「ギフトゲーム?」
「そうや。契約書類を見てごらんなし」
一輝はそういわれ、テントの前で現れ、ポケットにしまっていた契約書類を見る。
『ギフトゲーム名“Funny Circus Clowns”
・プレイヤー一覧
・現時刻、テント前に現れた者
・クリア条件
・円形闘技場にて五回試合での三勝以上。ただし、同じプレイヤーの二度以上の参加は不可。
なお、プレイヤー達は招待状を見つけなければ闘技場への入場を許可されない
・敗北条件
・上記の条件を日が昇るまでに満たせなかった場合
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します
“トリックスター”印』
「ふうん・・・試合、ね。」
「そうや。五回試合での三勝以上・・・それが始まってもおらへんのに、みすみす帰す訳にはいきまへんなあ。」
「え!?え!?いつの間に、」
「少し黙ってろ、黒ウサギ。」
驚きの声を上げる黒ウサギの口を一輝が塞いだ。
「ま、もう一遍サーカス仕込みの剣撃を食らいたいなら話は別ですけども・・・」
「それで済むなら、むしろ楽でいいんだけどな。」
一輝は刀を構えるが、それで済まないことなど分かっている。
「まあ、他のお客様もそろそろ退屈してるやろし、はよそちらのトップバッターを決めてくれますか?ちなみに、こちらのトップバッターは・・・」
団長はそう言いながら、一輝に口を塞がれている黒ウサギを指差す。
「この黒ウサギはんどす!」
「・・・ムグ?(え?)」
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