第三章
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のだった、その彼等を見てだった。
国民達もだ、口々に言う。
「ああいう軍隊、軍隊じゃないっていうことになってるけれどな」
「それでも頼りになるよな」
「ああした軍隊こそ専守防衛、国民の軍隊だよ」
「いい軍隊だよ」
「全くだよな」
こう言う彼等だった、彼等はわかっていたのだ。
自衛隊とは何か、そのことは二度の震災でわかった。そして今度も。
オリンピックが決まったがそれについてもだった。
「自衛隊も協力してくれるんだな」
「それじゃあ安心だな」
「自衛隊も協力してくれるんなら鬼に金棒だな」
「ああ、これは頼りになるよ」
「本当にな」
このことでも頼りにされる彼等だった、専守防衛の自衛隊は今日も国民の為に頑張ってくれる、その背に熱い信頼を受けつつ。
専守防衛 完
2013・9・19
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