無印編
第五話 いざ湯の町。温泉へゴーなのだ。
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ている。
「しーらーほっ」
すると、サヴェレンティが白穂の肩に横から抱き付いた。これは別に春亮を助けたわけではなく、いつものスキンシップだ。
「早く部屋に荷物を置いて温泉入ろう。」
彼にそう言われると、白穂はマッハで表情を恋人に対しての幸福いっぱいの物に変える。
「そうね、行きましょう。」
そして二人は受付へと向かった。
白穂達が受付を済ませて部屋に行った後、春亮達も受付に行き部屋の鍵を受け取った。
「流石に部屋は白穂の隣じゃないよな…」
春亮が不安そうに言った。同じ旅館にいるだけであんな事を言われたのだ。もし部屋まで隣だったら口だけでなく手を出してくるかもしれない。
「あいつらの隣だと何が困るのだ?」
フィアが訳が分からないといった感じで聞いてくる。
「そんな事より早く温泉いこ。」
すると、いつの間にか浴衣に着替えていた黒絵が会話に割り込んで来た。
「そ、そうだな。確かここはペットを連れて入浴出来るから、ユーノも連れて行こう。」
浴衣に着替えた一同は、早速温泉に向かった。
「あれ、フィアちゃん達もこれから温泉?」
すると、入口の前で浴衣姿の白穂とサヴェレンティに遭遇した。
「そうだが。サヴェレンティ、今は女モードなのだな。」
フィアの言う通り、現在サヴェレンティは女バージョンになっていた。
「うん、白穂と一緒に入りたいし。」
「そこの人間と一緒の風呂に入れさせるわけにはいかないわ。」
「ハハハ…」
白穂の毒舌を聞いて春亮が苦笑する。
「あれ?ユーノ君も温泉に入るの。」
その時、サヴェレンティが、春亮がユーノを抱えているのに気付いた。
「ああ、ここはペットと一緒に入浴出来るからな。」
「そう言えばそうだったね。じゃあ、一緒に入ろうよ。」
フィアが答えると、サヴェレンティは“ユーノを抱えて”女湯に入っていった。
「ちょっと待て、そいつ一応男だぞ!」
春亮が彼女を追おうとするzが、このはに首根っこを掴まれ止められた。
「何をドサクサに紛れてふしだらな事をしようとしているんですか。」
「このハレンチ小僧め。」
「人間、やはりあなたは虫けらに生まれ変わるべきね。今すぐここで。」
そして、彼女の他にフィアと白穂も春亮を睨んできた。
「いや、慌ててたからつい。それより早くユーノを連れ戻さないと…」
「分かっています。ここは私達に任せて下さい。O・HA・NA・SHI はお風呂から出てからしますから。」
「・・・ハイ。」
春亮を男湯に行かせたフィア達は、ユーノ救出のため女湯の脱衣所に入る。
「あ、遅いよ白穂
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