1話
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の魔法使いだ。今はな」
「随分ふざけた答えね。まあ良いわ。貴方をこのまま帰らせる訳には行かない事は理解して頂戴。こっちにもこっちの都合があるので、ねっ!」
「そうです、かっ!」
リアスの放つ魔力弾をウィザーソードガンで切り払い、その場でドライバーオンリングをベルトに翳すと、『ウィザードライバー』を本来の姿へと戻す。
《ドライバーオン! プリーズ!》
ウィザードライバーのハンドオーサー操作し、ベルトの手の向きを変える。
《シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!》
左手に填めていた『フレイムウィザードリング』の一部を変形させ、顔のような形にするとそれをハンドオーサーへと翳す。
「変身!」
《フレイム! プリーズ! ヒー! ヒー! ヒーヒーヒー!!!》
ウィザードライバーから音声が流れると同時に総麻の真横に現れた魔法陣が現れ、彼を飲み込むとそこには、彼に与えられた英雄の力の象徴である姿となった『指輪の魔法使い』が居た。
全体的なカラーは赤で、腰には黒いローブ、顔は宝石を思わせる赤い円形の仮面。
「っ!? あなた、本当に何者なの?」
「それはこっちの台詞でも有るんだけどな。まあいい改めて名乗ろう。貴女の後ろの二人は知ってると思うが、天城総麻。今日その二人のクラスに転校してきた転校生で……」
その場で腰のローブを翻しながら一回転し、フレイムウィザードリングを見せ付けるようにポーズを取る。
「今のこの姿の名は、指輪の魔法使い、仮面ライダーウィザード」
「指輪の、魔法使い?」
「そっちが何者かはよく分からないが、人間じゃない事は確かな様子だし、手加減する必要も無い上に、そっちがそう言う態度ならこういう態度で答えようか」
ウィザーソードガンを引き抜き刀身を一撫ですると、
「さあ、ショータイムだ!」
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