暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D×HERO’s
1話
[3/3]

[9] 最初 [2]次話
の魔法使いだ。今はな」

「随分ふざけた答えね。まあ良いわ。貴方をこのまま帰らせる訳には行かない事は理解して頂戴。こっちにもこっちの都合があるので、ねっ!」

「そうです、かっ!」

 リアスの放つ魔力弾をウィザーソードガンで切り払い、その場でドライバーオンリングをベルトに翳すと、『ウィザードライバー』を本来の姿へと戻す。


《ドライバーオン! プリーズ!》


 ウィザードライバーのハンドオーサー操作し、ベルトの手の向きを変える。


《シャバドゥビタッチヘンシーン! シャバドゥビタッチヘンシーン!》


 左手に填めていた『フレイムウィザードリング』の一部を変形させ、顔のような形にするとそれをハンドオーサーへと翳す。

「変身!」


《フレイム! プリーズ! ヒー! ヒー! ヒーヒーヒー!!!》


 ウィザードライバーから音声が流れると同時に総麻の真横に現れた魔法陣が現れ、彼を飲み込むとそこには、彼に与えられた英雄の力の象徴である姿となった『指輪の魔法使い』が居た。

 全体的なカラーは赤で、腰には黒いローブ、顔は宝石を思わせる赤い円形の仮面。

「っ!? あなた、本当に何者なの?」

「それはこっちの台詞でも有るんだけどな。まあいい改めて名乗ろう。貴女の後ろの二人は知ってると思うが、天城総麻。今日その二人のクラスに転校してきた転校生で……」

 その場で腰のローブを翻しながら一回転し、フレイムウィザードリングを見せ付けるようにポーズを取る。

「今のこの姿の名は、指輪の魔法使い、仮面ライダーウィザード」

「指輪の、魔法使い?」

「そっちが何者かはよく分からないが、人間じゃない事は確かな様子だし、手加減する必要も無い上に、そっちがそう言う態度ならこういう態度で答えようか」

 ウィザーソードガンを引き抜き刀身を一撫ですると、

「さあ、ショータイムだ!」



[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ